» デューデリジェンスで確認すべきこと

2017年10月25日

インクグロウの照井です。

今回はデューデリジェンスのお話しです。

デューデリジェンスとは、企業の資産価値を適切に調査し評価することです。

では、デューデリジェンスは、企業の資産価値だけを調査すればよいのかというと

そういうわけではあまりません。もちろん、企業の資産価値を評価し、企業価値を出すこと

は非常に重要なことであります。しかしながら、それだけでは十分ではありません。

(一般的にこの資産価値調査・評価については会計デューデリジェンスといいます。)

 

では他にどのような視点が必要でしょうか。まず必ずやらなければいけないことは、

法務デューデリジェンスと事業デューデリジェンスです。

それぞれ、

法務デューデリジェンス・・・これは字のごとく、法務面に問題が無いかということを調査することであります。例えば、契約書上に何かリスクは存在しないか、またはそもそも、重要なものに契約が締結されているのかなど。また、最近で特に重要なことは「労務面」の確認であります。

労務面については、特に、未払い残業代などのリスクはあるかどうかということを調査します。

仮に、残業代などを支払っていない場合など、2年間は、さかのぼって請求できることになりますので、その分の簿外のリスクが存在します。また、労務を適正にした場合、収益にどのような影響があるかをシミュレーションする必要があります。

 

事業デューデリジェンス・・・これは、「そもそもどのように儲けているの?」という事を

調査・評価することであります。例えば仕入れ先はどこなのか、販売先はどこなのか、またそれぞれの業務フローはどうなっているのか、外注はどのようにしているのか、管理部門はどのように行っているのかなど、事業に関わること全般について調査します。特に今後自社になった場合にどのように、運営できるのか、また、その際、コストダウンなどにより収益向上を図れる点はないかなどについても同時に調査します。またキーマンの把握も必ず行うべきであります。

 

これらを調査し、事業買収した後の事業計画を作成して、投資すべきかどうかということを

判断していくべきであります。

 

M&Aは買収してから、何か問題を気づいては遅いのです。そのような後悔をしないために

も必ずデューデリジェンスを行うべきであります。弊社では、会計士・弁護士などと広く提携しておりますので、ご相談をいつでもお引き受けさせていただきます。

 

 

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