» 今年も残り2か月 今年の飲食企業のM&Aをまとめてみた

2017年11月2日

インクグロウの照井です。早いもので、11月に入り、今年も残り2か月となりました。

今年も多くのM&Aがありました。特に外食・飲食業界は、活発化しているように感じます。

この流れは、今後も続くものと思っております。今年を振り返るには、まだ少し早いですが、

2017年に起こった外食・飲食業界のM&Aニュースを振り返っていきたいと思います。

 

1月31日 ミツウロコがスイートスタイルを子会社化

2月2日  アクロディア 渋谷横丁の株式取得

2月14日 サトレストランシステムズ、すし販事業を梅の花へ

譲渡

3月31日 安楽亭、日総開発より飲食店3店舗譲受

4月3日  グルメ杵屋、銀座田中屋を子会社化

4月17日 TBIホールディングス ホリイフードサービスにTOB 実施

4月27日 ダイヤモンドダイニング 商業芸術を子会社化

5月11日 日本KFC ピザハットなどをファンドへ株式譲渡

5月16日 トリドールHD 香港法人を子会社化

5月19日 レンブラントHD ドムドムなどオレンジフードコートのハンバーガー事業を譲受

6月15日 バルニバービ 老舗料理旅館菊水を子会社化

6月15日 G-FACTORY 、ル・クール及びミツウロコと業務提携(ナポリス)

6月22日 As-meエステール、ヴィレッジヴァンガードの飲食事業を吸収分割により承継

6月27日 チムニーマルシェと資本業務提携

7月10日 アスラポートダイニング、 モミアンドトイ・エンターテイメントを子会社化

7月27日 トリドールHD 大衆酒場「晩杯屋」を買収

7月28日 元気寿司 シンガポール子会社をJapanese Dining Concepts (Asia) Limitedに譲渡

7月31日 ポラリス・キャピタル、チーズタルト店のBAKEを買収

8月8日  ガーデンがスパイスワークス子会社 肉寿司の株式を100%取得

9月7日  日本産業推進機構、SORA GROUPの株式取得

9月8日  給食受託などの日清医療食品、のぼる社の株式取得

9月22日 グルメ杵屋、金港青果と資本業務提携

9月29日 スシロー、神明及び元気寿司と資本業務提携

9月30日 アスラポート・ダイニング、子会社通じ菊家の株式取得

 

この他にも表に出ていない、M&Aが起きております。実は、あのお店もファンドが持っていたりなどしてます。(ファンドが発表していないので、ここでは記載出来ませんが・・・)

 

背景には何があるのでしょうか。

やはり、そこには、日本の構造の変化(少子高齢化など)と人材不足、SNSなどの発展による顧客の嗜好の多様化があるのではないかと思います。

 

今までチェーン展開していた企業が、上記の人材不足と顧客の嗜好性の変化についていくことが出来ず、それであればコンテンツを買収するということが起きているのだと思います。詳しくは、プレジデントで私が記事を過去に寄稿したのでご参考までにお読みいただければ幸いです。
プレジデント記事↓

http://president.jp/articles/-/22739

 

また、もう一つ、飲食業界で起こっているのは、「同志的結合」です。これは、最近のこのコラムで何度も

記載しておりますが、孫正義の投資哲学でもあります。これが、飲食業界で起こっております。特に、それを

体現して成長している企業が「ダイヤモンドダイニンググループ」であると思います。ダイヤモンドダイニングは、この2年で、ゼットン、商業芸術と大規模のM&Aを実施しました。これは、ダイヤモンドダイニングの

松村社長の「志」に「共鳴」して、飲食業界の「スター経営者たち」が集まったという形だと思います。

 

まさに、「同じ想いをもった企業が、一つの目的に向かって進んでいくという、同志的結合」であると思います。

 

早速その効果があらわれており、ダイヤモンドダイニンググループ(株式会社DDホールディングス)は業績も好調です。↓

DDホールディングスは、18年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の9.5億円→16.1億円(前年同期は5.3億円)に69.7%上方修正し、増益率が77.9%増→3.0倍に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 

このように「同志的結合」を行い企業を成長させ、世界と戦える日本の企業を作ることがこれからは必要なことだ

と思います。

この手伝いを、我々も行っていきたいと思います。

 

インクグロウ株式会社

取締役 照井 久雄

 

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