» 社長が知っておくべき色の使い方と服装ルール

2016年12月9日

服装のルールとは

 

日本のファッション文化が和服から洋服に変化して、100年以上が経ちます。その中で、時代に合わせて様々な服装が生まれてきました。
しかし、一方で服装のルールについては、認知されていないことも多々あります。

日本では服装のルールのことを「身だしなみ」と定義して、各所において、適切な身だしなみを推奨しています。

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一番わかりやすいのが、結婚式やレセプションなどの招待状に記載されている

「平服でお越しください」という一言です。

 

そもそも、平服という意味は日常の衣服を表します。しかし。ここで記載されている平服とは、タキシードやモーニングなどの礼服ではない「略礼服」を指します。

 

 

では、実際に何を着ていけばいいのでしょうか。「平服=あらたまった場でも恥ずかしくない服」

男性の場合は主に、スーツ、ジャケット、シャツ、ネクタイ、パンツであれば問題ないということになります。

招待された会場が高級ホテルや目上の方が多い場であれば、黒の革靴やベルト、落ち着いた色のジャケットであれば問題ないということになります。

では、なぜ紛らわしい表現である「平服」を指定しているのか

これには主催者側が、堅苦しい会ではなく、気軽に参加してください、という意味を込めて記載していることが多いとされています。

 

服装によって印象が左右される

 

服装によって印象が大きく変わることは多くの方がすでにご存じだと思います。まず、第一に大切なのは「清潔感」です。清潔感がすべてのファッションの基本です。次に、相手にどう見せたいかという戦略に基づき、色を決めます。

 

色による印象の一例をあげると以下のようになります。s_agz5hkren64-frank-mckenna

  • 青 ・・・安定感や落ち着き
  • 赤 ・・・積極性や情熱、パワー
  • 白 ・・・清潔感や潔白
  • 緑 ・・・若々しさ、安らぎ
  • 黒 ・・・重厚感や落ち着き
  • 黄 ・・・元気、活発

 

特に男性はこれらの色をネクタイで使うことで、印象を変えることができます。先日行われた、アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が当選した際に着けていたネクタイは「赤」でした。選挙戦の間も、トランプ氏はメディアの前では赤いネクタイを着用していました。これには先ほどお伝えした色の効果を使った戦略と言えます。積極的で情熱的な討論、更にはそれをみた観衆は赤い色の強い印象が記憶に残ります。自身の戦略に応じて、意図的に色を使うことで、印象は大きく変わります。

 

戦略的に色を使い、色を味方につける

 

色が与えるイメージ効果は、実際のものを連想させる「具体的な連想」と概念や特徴に結びつく「抽象的な連想」があります。

具体的な連想とは「赤」から連想されるのは、リンゴや消防車です。一方、抽象的な連想は情熱やパワーのことをさします。さらに、より具体的にイメージをしやすい有彩色(赤、黄、紫)と抽象的にイメージしやすい無彩色(黒、グレー)があります。

 

コーポレートカラーも味方につける

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例えば、コーポレートカラーが「淡い緑色」の会社。社長のポートレートでは、芝生をバックに薄いグリーンのネクタイをしています。あえて、コーポレートカラーと合わせることで、この会社はなにをやっている会社で、どんな理念があって、社長はどんな人物なのかを、伝えやすくなります。逆に、濃い緑のネクタイをして、会議室や社長室などのおちついた壁の部屋でのポートレートは、力強い印象とリーダーシップを伝えやすくなります。

 

このように色の使い方を変えるだけでも、印象は大きく変わります。色を味方につけ、戦略的に配色を考えることで、服装を考える楽しみも生まれます。社長は多くの場で、多くの方と関わります。いつも同じ服装であることも、一つの戦略であると思います。この会社の社長はどんな色を使っているのか、また、その色を使ってどんな印象を我々に与え、どのような戦略をお持ちなのか、そんなことも考えると社長にお会いするのが楽しみになります。

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