» 【M&Aニュース】そーせいグループ子会社、スイス企業の株式取得

2016年12月1日

平成28年11月30日、そーせいグループ株式会社(証券コード:4565)の子会社である、 Heptares 社は、本日、スイスを拠点として医薬品の研究開発を行う G7 Therapeutics AG (以下、G7 社)の全株式を 12 百万スイスフラン(日本円:約 13 億 4,232 万円)で取得し子会社化するこ とを取締役会で決議し、同社と株式購入契約書を締結した。

 

G7 社の買収は、広範囲な疾患に関連があるとされている受容体のスーパーファミリーである G タンパク質共役受容体(GPCR)にフォーカスした、Heptares 社の構造ベースドラッグデザインプラットフォームと同社の知的財産を拡大・強化するためのものである。

 

Heptares 社と G7 社の創薬プラットフォームが組み合わさることにより、GPCR の固定化及び高品質のGPCR 構造解析が可能となり、Heptares 社の研究開発の生産性向上、 ひいてはパートナーに対する同社独自のパイプラインの充実につながると期待されている。

 

G7 社は 、GPCR 固定化のための独自の手法(SaBRE、CHESS)を開発した。

 

SaBRE 並びに CHESS は Heptares 社が開発した StaR® プラットフォームとは 異なるものであるが、両プラットフォームとの間には高い相互補完性が存在する。

 

特に、標的とする GPCR の数が非常に少ない場合や、変異させる箇所を短期間で数多く同定する能力において、SaBRE と CHESS は有用である。

今回の買収が完了すると、G7社はチューリッヒに本拠地を置きつつ、Heptares社の完全子会社となり、会社名は Heptares Zurich に変更さる。

 

この子会社は、Heptares 社並びに当社のチーフ・サイエンティ フィック・オフィサーである、フィオナ・マーシャルが統括する。

 

フィオナ・マーシャルは次のように述べています。「G7 社の買収が完了し、非常に喜ばしく感じています。 G7 社が開発したプラットフォームは、Heptares 社の StaR® プラットフォームを完全に補完するもので、我々 独自のパイプライン、提携先との開発プログラムの双方において、GPCR をターゲットとした新薬候補を生み出すための医薬品研究開発を拡大します。我々は非常に優れた G7 社のチームを迎えることを楽しみにしてい ます。」

 

代表執行役社長 CEO、ピーター・ベインズは次のように述べています。「今日の製薬会社のポートフ ォリオにおける既承認医薬品の約 30%は GPCR の活性の調整に関連します。医薬品の研究開発において GPCR は最も重要なターゲットファミリーであり、今日のグローバルな医薬品産業における研究開発の主軸となっ ています。Heptares 社は既に、大手製薬会社と提携した新薬候補ならびに独自の新薬候補で構成される広範 囲なパイプラインの構築により、GPCRをターゲットとした研究開発において世界を牽引する立場にあります。 このたびの G7 社の買収は、GPCR をターゲットとした研究開発におけるリーダーシップの強化と拡大、厳選 された疾患領域における、自社開発並びにパートナー企業との提携による新薬候補で構成されるパイプライ ンを生み出し続ける技術の拡大という、当社の戦略を前進させるものです。」

 

リンクはこちら