» Case1 近親者に後継者がいない悩みをM&Aで解決

「社員や取引先のWINと、創業者利益の獲得を目指すならM&Aを考えるべき」

創業者が一代で会社を大きくしたものの、子供はおらず、親戚にも継いでもらえそうな人物がいないなど、後継者が見つからずどうしたら良いか悩んでいらっしゃる経営者の方は多くいらっしゃいます。

後継者問題は近年の大きな問題ですが、このような例があります。
創業者が一代で築きあげた建設会社の例です。
建設業界全体が不況に喘ぐ中、この会社はある特定の工事を一番の得意分野としていました。その分野では有名な会社で、しかも業績も伸びていました。
しかしながら、社長には子供がおらず、親族にも事業を継いでくれそうな人物はいません。
このままでは自分が働けなくなると、会社を廃業するしかなくなってしまいます。
廃業してしまうと、長年協力してくれていた取引先だけでなく、共に汗を流して働いてくれた社員を守ることもできません。
そこでM&Aによる譲渡を決意されました。

M&Aで買い手企業の候補にあがったのが建設工事に不可欠な材料を扱う企業でした。
業界の低迷から脱却するため、新たな事業を模索していた最中でしたので、スムーズに話も進み、M&Aが成立しました。

取引先に迷惑もかけず、社員の雇用も守ることができ、ホッとされていたのが印象的でした。
長年事業を営まれ、業績も悪くない、そして後継者不在で悩んでいる企業は、新たな事業展開を考えている企業にとって最も魅力的です。
しかもこのケースでは、建設会社の元経営者は不安材料が無くなったためか、ますます元気になられ、譲渡先企業で建設業のアドバイザーとして働きながら、休日は趣味の釣りに没頭されています。

このように、後継者問題の場合は売り手企業と買い手企業のニーズが合致するケースは非常に多くあります。
このままでは廃業するしかないと考えるのは、M&Aによる事業承継を検討されてからでも遅くはありません。
廃業は、企業の社会的責任や取引先との長年の信頼、社員の雇用など、全てを一瞬にして無にしてしまうのです。

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