» Case3 優秀な人材獲得をM&Aで実現

「M&Aを活用すると、人材はもちろん、ブランドや店舗、顧客まで手に入れることができる」

経営者が自社の将来を見据えた時、今後はある事業領域を拡充させていかねばならないと考えても、実際にはその事業領域に精通し、ノウハウを持っている人物を見つけなければ成功に導くことはできません。
そしてその人材が事業の成否の鍵を握っているとも言えます。

ある美容院グループの例を紹介します。
この会社は単なる美容院としてだけではなく、リラックスできるマッサージや独自の美容・健康法も施術することで人気になり、店舗数を増やし続けてきました。
ですが料金が安い美容院の台頭により、美容・健康法をもっと前面に出してアピールする必要性を感じ、エステ事業を始めることにしました。
しかしながら、美容院で行う美容・健康法と本格的エステでは施術のレベルも違い、顧客獲得すらままならない状況でした。
この会社にとって最も必要なのは、エステ事業に精通した人材でした。

そんな時に、ある化粧品メーカーがエステ事業を売却できる先を探していることを知りました。
化粧品メーカーの意向は、従業員を含めての譲渡でしたので、即座に買収を決意し、M&Aが無事成立しました。
買収したエステ事業に就いていた従業員の中には、エステ事業の実質的な責任者的ポジションの人材だけでなく、実際のサービスについても詳しい人材も含まれていました。
そのため、美容院グループのエステ部門をどのように充実させていけば良いかを、一緒に探りながら進めることができました。

現在、その美容院グループでは美容院事業とエステ事業が、それぞれのイメージを相互に高め合っており、業績も拡大しつつあります。

このように、従来の事業分野から、新たな事業部門に拡大していく際には、その事業領域に精通した人材が不可欠です。
M&Aを活用すると、そんな人材を見つけられるだけでなく、新たな事業領域で既に実績のあるブランドや店舗、顧客まで含めて手に入れることができます。
新たな事業領域に拡大する際には、検討すべき手法ではないでしょうか。