ビジライフ

2016.12.22

海外ロングステイ~経営者のリタイア後の過ごし方~

trhimmr2vwm-andrea-vincenzo-abbondanza-min

【はじめに】

経営を退いた後は海外でゆっくり生活をしてみたい。でも、日本に家やペットを残していくことはできないので、基盤は日本に残したい。と考えている経営者の方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は海外ロングステイ(長期滞在)をテーマといたしました。

【人気の高いロングステイ国】

ロングステイ財団が行っている「ロングステイ希望国」ランキングを以下で紹介いたします。2015年の1位はマレーシアでした。2000年は10位でしたが、2006年からは10年連続1位となっております。また、2011年以降、上位4はマレーシア、タイ、ハワイ、オーストラリアと各国根強い人気を誇っております。各国の人気の理由は後程説明いたします。

%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0

引用:一般財団法人ロングステイ財団

もう少し遡って見てみると、1992年・2000年のランキングでは、ハワイ、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランドと欧米諸国の人気がおりました。しかし、近年はマレーシア、タイをはじめ、フィリピンやシンガポールなど、物価が安く近くて暖かい国が好まれているようです。これは昨今の年金の減額、LCC就航や地方空港からの直行便などのアクセスが良くなったことが関係していると考えられます。

【マレーシア】

ri-ckzor6-c-dung-anh-min
●マレーシアの基礎情報
概要:東南アジアの中心に位置し、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立っている。13の州都3つの連邦特別区から構成される。
気候:年間の日中平均気温は27~33℃で年中真夏のような気候。季節は大きく雨季(11~1月頃)と乾期(2~9月頃)にわかれている。
人口:2,995万人(2013年マレーシア統計局)
首都:クアラルンプール
面積:約33万平方キロメートル(日本の約0.9倍)
民族:マレー系(約67%)、中国系(約25%)、インド系(約7%)
※マレー系には中国系及びインド系を除く他民族を含む
言語:マレー語(公用語)、中国語、タミール語、英語
※各民族間で会話をする際は英語が使用される
宗教:イスラム教(61%)、仏教(20%)、儒教・道教(1.0%)、ヒンドゥー教(6.0%)、キリスト教(9.0%)、その他
在留邦人数:約22,000人(2014年10月現在)
通貨:マレーシアリンギット(RM) 1リンギット=約26円(2016年12月現在)
時差:1時間
フライト時間:東京からクアラルンプールまで約7時間30分

引用:外務省

piqhm4bdzzi-pawel-szymankiewicz-min

●マレーシアが人気の理由

①物価が比較的安い
しっかりしたレストランや輸入食品などを見ると日本より少し安い程度です。しかし、屋台やフードコートでの食事、電車やタクシーなどの交通費は日本と比較すると非常に安いです。

②暮らしやすさ
首都クアラルンプールは日系企業が多く、日系のスーパーもあり、生活がしやすいです。また、医療水準も比較的充実しています。

③多様な文化
マレー系、中国系、インド系から成る多民族国家なので、多様な文化に触れあえます。さらに、マラッカやペナンなど、多数の文化が融合した特殊な街もあり、世界遺産にも指定されています。また、料理も多様で様々な味が楽しめます。
④長期滞在のしやすさ
観光・商用目的で90以内の滞在ならビザは不要です。また、最大10年まで滞在できるリタイアメント・ビザと呼ばれる長期滞在査証「マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム(MM2H)」があります。

MM2Hの申請条件
・年齢制限なし
・経済的証明をする必要あり
・経済的証明の基準は

50歳未満:最低50万リンギット(約1250万円)以上の財産証明と月額1万リンギット(約25万円)以上の収入証明が必要。仮承認がおりた後はそのうちの30万リンギット(約750万円)をマレーシアの金融機関に 定期預金する必要がある。

50歳以上:最低35万リンギット(約880万円)以上の財産証明と月額1万リンギット(約25万円)以上の収入証明又は年金証明が必要。仮承認がおりた後はそのうちの15万リンギット(約380万円)をマレーシアの金融機関に定期預金するか、毎月1万リキッド以上の年金を受領している証明をするか、選択可能。

●ロングステイにかかる料金
それでは、実際にマレーシアの首都クアラルンプールで、夫婦2人、3か月間ロングステイした場合の費用をざっくり試算してみましょう。

%ef%be%8f%ef%be%9a%ef%bd%b0%ef%bd%bc%ef%bd%b1
※1リンギット=26円で計算

ロングステイ期間中に日本でかかっている固定費や海外保険料など含まず計算すると。936,000円ほどになります。宿泊費用が高く感じますが、クアラルンプール近郊でプールやジム、24時間セキュリティー等完備と考えると、そう高くはないかもしれません。また、イスラム国家のマレーシアでは酒類の税金が非常に高く、晩酌を楽しまれる方は厳しいかもしれません。ローカルビールをまとめ買いすると安く収められます。

s_c61jl_npan8-paul-vincent-roll-min-min

●ロングステイにおすすめの地域

①クアラルンプール
クアラルンプールの人口は約750万人で、日本人が最も多く住む都市です。日本へのアクセス、ショッピングモールや病院、公共交通機関など、インフラ面も整っていることから、住みやすさはマレーシアNO.1です。

②ペナン島
マレーシアでも有数のリゾート地です。人口は80万人おり、ショッピングセンターや高度な医療設備を完備している病院、官公庁等、インフラは整っております。また、ペナン島の中心市街地である「ジョージタウン」はイギリス植民地時代の建物と、マレー、中国、インド式の建物が混在したエキゾチックな雰囲気が楽しめます。ちなみに、ジョージタウンは2008年に世界文化遺産にも指定されております。

③ジョホールバル
ジョホールバルはマレーシアとシンガポールの国境付近に位置し、人口は90万人ほどの都市です。ジョホールバルの最大の魅力は物価の安さと、シンガポールへもすぐ行けるので、いろいろと便利な点です。

④コタキナバル
コタキナバルはボルネオ島の北西部に位置している人口54万人ほどの年です。日本からの一番近い都市で、成田空港からは直行便も出ております。コタキナバルの特徴は自然の豊かさで、「キナバル公園」は世界自然遺産にも指定されております。ゴルフ場もたくさんあり、ゴルファーにも人気の都市です。

【タイ】

vhbrngpqdfi-sven-scheuermeier-min
●タイの基礎情報
人口:6,593万人(2010年タイ国勢調査)
首都:バンコク
面積:約51.4万平方キロメートル(日本の約1.4倍)
民族:大多数がタイ族。その他、華人、マレー族など
言語:タイ語
宗教:仏教(94%)、イスラム教(5%)、その他
在留邦人数:67,424人(2015年10月現在)
通貨:バーツ(THB) 1バーツ=3.14円(2016年12月現在)
時差:2時間
フライト時間:東京からバンコクまで直行便で約6時間
引用:外務省

uqqj7y80zby-rafa-prada-min

●人気の理由

①穏やかな人柄
仏教国なので温和な性格の方が多いです。また、日系企業も多く進出しており、親日的です。

②アクセスの良さ
日本から直行便が多く運航しており、6時間ほどで行けるので、家族や友人も気軽に呼べます。

③滞在費用がリーズナブル
バンコクであれば、日本より比較的低い物価で、日本と変わらない生活ができます。チェンマイなどの地方都市に行くと、物価はさらに安価で、滞在費用が抑えられます。

④医療水準の高さ
タイの医療水準は世界的に見ても高く、日本人医師も多くいるため、ロングステイ中もしものことがあっても安心できます。

o7wnbwl8sfk-wanaporn-yangsiri

●ロングステイビザ
ビザなしでタイに滞在できる期間は30日以内です。30日以上のロングステイをする場合、観光ビザもしくは「ノンイミグランO-A」というロングステイビザを取得する必要があります。それぞれの滞在可能期間と取得方法は以下の通りです。

観光ビザ(日本国籍の場合)
ビザの有効期間:シングルエントリー 3か月間/マルチプルエントリー6か月間
滞在可能日数:1回の入国で滞在可能な日数は60日以内。タイ入国管理事務所にて、さらに1か月の延長申請が可能なので、最大90日滞在可能。
申請料:シングルエントリー 0円/マルチプルエントリー 22,000円

必要書類:
①パスポート(有効期限6か月以上、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
②申請書
③写真(3.5×4.5cm)
④航空券または予約確認書のコピー
⑤経歴書
⑥銀行残高証明書原本
・シングルエントリー申請者:少なくとも一人20,000バーツ相当、家族で40,000バーツ相当以上の残高があることが証明できること
・マルチプルエントリー申請者:少なくとも一人200,000バーツ相当の残高が6ヶ月以上あることが証明できること
⑦詳細な行程表もしくはタイへの渡航目的を説明した文章
⑧職業を証明する書類(経営者であれば会社登記謄本、年金受給者であれば年金証書など)
⑨宿泊先についての書類(ホテルの予約確認書やコンドミニアムの契約書など)

ノンイミグラントO-A

資格:
・申請者本人申請
・申請者は申請時に満50歳以上
・申請者はタイ王国の入国禁止者リストに入ってないこと
・申請者は日本、または国籍を有する国、居住国においてタイ王国の治安を脅かすような犯罪歴がないこと
・申請者は日本国籍者もしくは日本で永住権をもつこと
・申請者は仏暦2535年の省令に定められる禁止疾患、すなわち、ハンセン病、結核、麻薬中毒、象皮病、第三期梅毒ではないこと
・申請者はタイ王国で就労禁止

申請料:マルチプルエントリー 22,000円

必要書類:
①パスポート(有効期限6か月以上、査証欄の余白部分が1ページ以上あるもの)
②申請書
③写真(3.5×4.5cm)
④経歴書
⑤航空券または予約確認書のコピー
⑥金融証明書(下記の3項より1項)
a.英文銀行預金残高証明書原本800,000バーツ以上が確認できる証明書
b.年金証書原本 月65,000バーツ以上の受給を証明できる証明書
c.銀行普通預金通帳と年金証書原本 合算で800,000バーツ以上が確認できること
⑦英文無犯罪証明書原本 日本または申請者の国籍国の所轄省庁発行
⑧国公立病院発行英文健康診断書 発行から3カ月以内 禁止疾患、すなわち、ハンセン病、結核、麻薬中毒、象皮病、第三期梅毒ではないことを示す内容を含む原本とコピー2部
⑨旅券の全ページコピー 3部
⑩申請者が配偶者と一緒に渡航を望む場合で、配偶者がノンイミグラントビザO-A(ロングステイ)の申請資格がない場合、戸籍謄本/婚姻証明書と上記必要書類でノンイミグラントビザO(その他)の申請が可。

詳細は在東京タイ王国大使館ホームページを参照

bl5t3frr9pc-jonny-clow-min

●ロングステイにかかる費用

それでは、実際にバンコクで、夫婦2人、30日間ロングステイした場合の費用をざっくり試算してみましょう。

%e3%82%bf%e3%82%a4
1バーツ=3.14円換算(2016年12月現在)

食費は屋台やフードコートで食べるか、レストランで食べるかで大きく変わってきます。屋台やフードコートであれば一食30~50バーツですが、中級のレストランでは400バーツほどかかります。参考までに、マクドナルドのビックマックは70バーツ、セットが117バーツ程です。また、ゴルフをされる場合、プレー費、キャディー費、カート代、チップを含め2000~7000バーツ程かかります。タイではキャディーが一人一人につくところが特徴です。

【ハワイ】

480282c3c652e1dec85f581c195b4d4a_s

●基本情報

面積:ハワイ諸島の総面積は1万6634.5平方キロメートル
人口:143万1603人(The U.S.Census Bureau 2015年7月1日現在)
州都:ホノルル
民族構成:白人系24.7%、アジア系38.6%、ハワイ先住民系および太平洋諸島系10%、その他3.1%、2民族以上の混合23.6%など(2010年国勢調査)

引用:http://www.arukikata.co.jp/country/hawaii/9H_general_1.html

562cdfd301240aad4295811608eaa4a7_s

●人気の理由

①温暖な気候
ハワイは四季がなく、1年を通して温暖で過ごしやすい気候です。10月~3は雨季ですが、雨の日が続くというわけではなく、1日のうち時々降るという程度です。また、6月~9月の真夏は連日30℃を超える日が続きますが、日本と比較して湿気が少なく、「爽やかな暑さ」です。

%e3%83%9b%e3%83%8e%e3%83%ab%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%a4%a9%e5%80%99
引用:http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/infomation/kion/usa_honolulu.htm

②美しい景色
なんといってもハワイの魅力は美しい景色です。コバルトブルーの海、白い砂浜、どこまでも続く青い空に心から癒されるでしょう。

③日本人が暮らしやすい
ワイキキ周辺の商業施設やホテルでは日本語が通じる場合が多いです。日本食の飲食店や日本の食料品が充実しているスーパーもあるので、生活で不便に感じることが少ないです。

日系人や親日家が多く、人種差別などを感じることはないでしょう。

④高い医療水準
ロングステイ中にケガや病気になったとしても、ご安心ください。ハワイはアメリカの中でも医療レベルが高い地域のひとつです。また、日本語が通じる病院もあるので、安心して受信できます。

ただし、医療費は非常に高額です。例えば、盲腸の手術で2泊3日の入院をした場合、195万円もかかります。日本のような健康保険制度がないので、ロングステイをする際は、保険会社への加入をおすすめいたします。

引用:2008年AIU調べ

2d5101c23d6e9b0574bea68d4bcb3616_s

●ロングステイにかかる料金

ハワイはビザなしで3か月まで滞在ができます。では、具体的にハワイでロングステイするにはどれくらいの費用がかかるでしょうか。ワイキキで夫婦2人、3か月間そこそこの生活をした場合で試算しました。
%e6%96%99%e9%87%91
※ドル換算レートは108円で計算

ロングステイ期間中に日本でかかっている固定費や海外保険料など含まず計算すると、144.6万円ほどかかる計算になります。また、外食費が非常に高いので、自炊が必須になってきます。ちなみに、マレーシアで3か月ロングステイした場合は、外食中心でも100万円弱ほどです。

日本と比べて高いもの安いもの
ロングステイ費用から見ても、ハワイは物価が高いというイメージを持ってしまいますが、すべてが高いわけではありません。もちろんアメリカの中ではハワイの物価は高いですが、日本より安いものも多くあります。

日本より高いもの
・日本の食品
・生鮮食品・・・卵12個で$5、たまねぎ1個$1.3
・外食費
・医療費

【日本より安いもの】
・衣類
・ガソリン代
・交通費・・・バスはどこまで乗っても$2.5です。
・国産ビール・・・1本$1.5ほどで買えます。
・コーヒー
・国産米
・ゴルフ場

【オーストラリア】

海外ロングステイ~オーストラリア前編~

●基本情報

人口:約2,405万人(2016年3月。出典:豪州統計局)
首都:キャンベラ
面積:769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍)
民族:アングロサクソン系等欧州系が中心。その他に中東系、アジア系、先住民など。
言語:英語
宗教:キリスト教61%、無宗教22%(出典:2011年国勢調査)
在留邦人数:89,133名(2015年10月1日現在、出典:平成27年度海外在留邦人数統計)
通貨:1豪州ドル=77.71円=0.7514米ドル(2016年8月末時点、出典:豪州準備銀行)
時差:約1時間
フライト時間:東京からシドニーまで直行便で約9時間30分

引用:外務省ホームページより

●人気の理由

1.豊かな気候・自然がある
日本の20倍の国土を誇り、大まかに分け4種類の気候風土とエアーズロックや、ゴールドコーストに代表されるような自然があります。
 2.親日国である
日本語の語学勉強者が世界的に見て多く、英語圏では最大人数であります。
 3.日本との時差が±1時間
冬時間ベースで日本との時差が±1時間程度と、時差ボケやライフスタイルの急激な変化なく過ごすことができます。
 4.治安が良い
銃社会でないこと、また、世界的に見て非常に治安のよい国であります。

● オーストラリアの観光名所

海外ロングステイ~オーストラリア・後編~

①ウルル=カタ・ジュタ国立公園
ウルル=カタ・ジュタ国立公園は世界最大の一枚岩である『エアーズ・ロック』のある国立公園です。位置は、アリススプリングから南西に約440kmの位置にあります。有名なものは『エアーズ・ロック(現地アボリジニの言葉でウルルと言います。)』です。
余談ではありますがこのエアーズ・ロックの『エアーズ』とは、エアーズ・ロックを発見したイギリスの探検家ヘンリー・エアーズにちなんでいます。

エアーズ・ロックはその大きさ(標高868m、日本では大阪・和歌山県境にある大石ヶ峰がほぼ同じ標高です。)や雄大さもさることながら、美しさに注目が集まっています。
太陽の光の当たる方向によって岩の色が変わっていく姿が有名であります。
このエアーズ・ロックに登ることもできますが、登坂角度が46度もある箇所があります。また、山頂までは3時間ほどかかります。入場料は日本円にして約2,200円(1豪ドル約86.4円で計算)ほどになります。

②ブルーマウンテンズ国立公園
少しマイナーかもしれませんが、ブルーマウンテンズ国立公園の紹介をさせていただきます。ブルーマウンテンズ国立公園はシドニーから車で2時間ほど離れています。
主に約90種類のユーカリが自生しており、ユーカリから蒸発したオイルが大気中で青く見えることから、『ブルーマウンテンズ』の名が付きました。
また、この国立公園で有名な奇岩群は『スリー・シスターズ』と呼ばれております。その理由としては様々な言い伝えが残っていますが、非常に壮観な奇岩であることは間違いありません。
また、ウォーキング・トレイル、渓谷の雰囲気を楽しむ、森林浴をするなど、多くのことが楽しめます。

④カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー
カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーは、オーストラリアに生息する動物が自然に近い形で飼育されている動物園です。コアラを抱っこして写真を撮る、カンガルーやゴシキセイガイインコ(レインボーロリキート)と写真を撮ることができます。さらに、動物だけではなく現地の先住民であるアボリジニのダンスショーも開催され、
オーストラリアの「動的」な自然、文化に触れることができる場所となっております。入場料は日本円にして大人が約4,250円、子どもが約2,330円(1豪ドル約86.4円で計算)ほどとなっています。

⑤メルボルン・セント・パトリック大聖堂
メルボルン・セント・パトリック大聖堂はローマ・カトリックのゴシック様式で作られた大聖堂であります。歴史としては1848年に建設が計画され、10年後の1858年~1939年まで、なんと約80年以上もの年月をかけて建設をされました。オーストラリア最大のゴシック建設であります。その、最大の特徴は103mを誇る塔とステンドグラスです。

●ビザの取得について
オーストラリアの観光ビザETAS(通称:イータス)は電子ビザです。
ですので、オーストラリア領事館に直接出向くのではなく、web上での申請になります。
主な方法としては、

  •  オーストラリア移民局のwebサイトで行う
  •  日本の旅行会社に依頼する
  •  ETAS登録代行業者に依頼をする

といった3つの方法が一般的となっています。
それぞれの値段としては、

  •  移民局経由の場合、日本円で約1,700円かかります。
  •  旅行会社経由の場合1,000円~4,000円ほどになります。(大手ほど高い傾向があります。)
  •  ETAS登録代行業者経由の場合は900円~2,000円ほどになります。

【フィリピン】

海外ロングステイ~フィリピン・前編~

●フィリピンについて

フィリピンには日系の企業も多く、日本で生活をするフィリピン人も多いことから、日本では親しみがある国となっています。特に首都のマニラやリゾート地として高い人気を誇るセブでは、簡単な日常会話レベルの日本語が通じることもあり、人気の国となっています。

●フィリピンの基本情報

面積:299,404平方キロメートル(日本の約8割)7,109の島々がある。
人口:約1億98万人(2015年フィリピン国勢調査)
首都:マニラ(首都圏人口約1,288万人)(2015年フィリピン国勢調査)
民族:マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系及びこれらとの混血並びに少数民族がいる。
言語:国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語。80前後の言語がある。
宗教:ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。
在留邦人数:17,021人(2015年10年時点、在留届ベース)
在日フィリピン人数:229,595人(2015年末法務省統計)

引用:外務省ホームページより

フィリピンは7,109の島々からなる国です。

首都のマニラやセブ島などは日本でも人気の観光地になっています。

  • 物価が安い
  • 島々によって過ごしやすい環境がある

ことがロングステイに人気の理由だと思います。

海外ロングステイ~フィリピン・後編~

●フィリピンの絶景が約束された島々

フィリピンと聞いて、一番初めに思い浮かぶのは「セブ島」ではないでしょうか。しかし、フィリピンには7,000以上の島があり、セブ島以外にも魅力的な島が数多くあります。

パラワン島
世界一美しい島に選ばれたのが「パラワン島」です。首都のマニラから飛行機で約1時間程の距離にあり、全体は細長い島になります。日本ではまだまだ無名な島かもしれませんが、アメリカの旅行雑誌で世界一美しい島に選ばれました。島の中でもエルニドと呼ばれる場所はフィリピン最後の秘境とまで呼ばれ、自然が多く残っています。もちろん、海の透明度や巨大なサンゴ礁、イルカにも出会えることもあり、世界一美しい島に相応しいと思います。気候も年間を通じて安定しているため、ダイバーは好んでこの地を訪れることが多い島です。

ボラカイ島
首都マニラから南へ200キロにあり ヴィサヤ諸島のパナイ島からさらに2キロ沖にある島です。先ほどのパラワイ島は世界一でしたが、ボラカイ島はアジアで一番美しいビーチをもつ島です。「ホワイトビーチ」と呼ばれ、約4キロの白浜ビーチ。砂の白さときめが細かいため、とても綺麗です。海の透明度はもちろんですが、水深1.5メートル前後の比較的浅いビーチが沖合い50メートルまで続いています。奇跡の白浜ビーチです。

ボホール島
チョコレートヒルズが有名な観光名所になっています。セブ島の南に位置しており、セブ島から船に2時間程の距離にあります。ボホール島は人気のリゾート地になっており、「ターシャ」という世界最小の猿を見ることもできます。ビーチというより、観光名所が多いので、多くの留学生や観光客が世界中から訪れる島になります。

コロン島
「フィリピン最後の楽園」と呼ばれている島です。首都のマニラから比較的近く、所要時間は約1時間程です。なんとコロン島付近には太平洋戦争中に沈没船が多数あるため、多くのダイバーが訪れるスポットになっています。コロン島のアトゥワヤンビーチはエメラルドグリーンの海がみるスポットになっています。

カオハガン島
セブ島からボートで1時間の場所にある孤島。ここは、日本人が所有している島です。そのため、日本人向けのツアーやガイドも充実しており、日本人も多いです。フィリピンの中でも一番安心して楽しめる場所です。

セブ島
最後はやはり、世界的に有名なリゾート地。語学留学の中心地になっています。セブ島と橋で繋がっているマクタン島には高級リゾートホテルも立ち並び、各ホテルのプライベートビーチもあります。フィリピンが世界に誇るリゾート地です。セブ島は縦に長い島で、北部、南部、中心部をそれぞれに有名な観光名所があります。特に南部にはジンベイザメとシュノーケリングができるオスロブやエメラルドグリーンの水と滝が有名なカワサンフォールなど多くの観光スポットがあります。

【カナダ】

北米の中でも日本から最も近い国のカナダ。英語圏で生活環境も整っており、熟年世代のロングステイ先としても人気が高まっております。

海外ロングステイ~カナダ編~

●カナダの概要

面積:998.5万平方キロメートル(世界第2位、日本の約27倍)
人口:約3,616万人(2016年4月カナダ統計局推計、日本の約4分の1)
首都:オタワ(バンクーバーでもトロントでもなく、オワタです。)
言語:英語、仏語が公用語
宗教:ローマン・カトリック(加国民の約半分近く)
在加邦人数:63,252(2014年10月時点)
通貨:カナダ・ドル
為替レート:1加ドル=83円(2016年4月中適用、日本銀行)

引用:外務省ホームページ

●人気の理由

気候の良さ
カナダの広さは日本の約27倍にもなり、気候も地域によって大きく異なります。西側に位置するバンクーバーは、年間を通して穏やかな気候で、ロングステイ先としても人気が高い地域です。一方、寒さの厳しい地域へロングステイヤーも多く、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しんでいます。

人種差別の少なさ
カナダは200を超える民族が生活しております。さらに、毎年20万人以上の移民を受け入れていることから、「人種のモザイク」とも呼ばれております。そのため、民族・文化の多様性が尊重されており、人種差別が少ない国といわれております。

バリアフリー
カナダはバリアフリー先進国として有名です。個人の住宅などを除いて、建物はバリアフリーに設計するのが原則です。一般道路や交通機関、ホテル、ショッピングモール、図書館など、車いすでも町中どこでも移動が自由です。ペット入店禁止のレストランであっても、盲導犬はいかなる場合でも入店ができます。また、身体障碍者の方にもアクティビティを楽しんでもらえるプログラムやサービスも充実してます。

コミュニティ・プログラムが充実
コミュニティ・センターや博物館、公立高校などの公共施設で、さまざまな学習プログラムやワークショップなどが行われています。熟年層向けのプログラムも豊富で、年齢や語学力にかかわらず気楽に受講できるものも多くあります。

●生活

住環境
1週間から数か月の滞在には、週単位から借りることのできる、サービスアパートメントが便利です。サービスアパートメントは家具家電などが一通り揃っており、希望すればメイドサービスもつけることができます。費用は平均して2000カナダドル(約16万~17万円)になります。

数か月滞在の場合は、コンドミニアムも借りることができます。家具家電付きのタイプでは1500カナダドル(約12万~13万円)くらいで借りることができます。どちらのタイプでも日本で生活するより、割高となります。

医療
カナダは世界的にレベルの高い医療体制が整っています。大きな都市では日本人医師や日本語を話すスタッフがいます。日本人の通訳も手配することが可能なので、英語に不安のある方でも言葉の不自由さを感じることはありません。ただし、医療費は非常に高額なので、ロングステイする場合は、保険に入っておきましょう。

治安
カナダは比較的治安が良く、バンクーバーなどの都市部は特に安全といわれています。しかし、油断は禁物です。犯罪発生率は日本の約5倍の水準となっております。暴力事件やスリ、置き引きなどの犯罪に日本人の渡航者、滞在者あうケースも多々報告されています。夜間の一人歩きは避ける、多額の現金は必要な時以外携帯しないなど、安全対策を講じましょう。

引用:外務省 海外安全ホームペー

●ビザ

観光目的の場合、ビザは不要で、最長6か月まで滞在することができます。また、滞在期間終了の2か月前までに申請を行うことで、6か月延長可能です。

【ニュージーランド】

ニュージーランドは日本から飛行機で約11時間、時差はプラス3時間で日本と同じ島国です。羊やバンジージャンプ、オールブラックス(ラグビーの強豪チーム)などが有名ですね。海外ロングステイ先としても、オーストラリアとともに人気の高い国です。

海外ロングステイ~地球の箱庭 ニュージーランド編~

●概要


面積:27万534平方キロメートル(日本の約4分の3)

人口:約424万人(2013年国勢調査)
首都:ウェリントン(約20万人、2013年国勢調査)
民族:欧州系(74%)、マオリ系(14.9%)、太平洋島嶼国系(7.4%)、アジア系(11.8%)、その他(1.7%)(2013年国勢調査)
言語:英語、マオリ語、手話(2006年より)
宗教:信仰を持っている国民の48.9%がキリスト教徒で、その内、宗派別ではカトリックが約26%を占め、以下英国国教会、長老会、メソディストの順となっている(2013年国勢調査)
在留邦人数:17,991名(2015年10月、外務省海外在留邦人数調査統計)
通貨及び為替レート:1NZドル=74.08円=0.7123米ドル(2016年7月平均、NZ準備銀行)

●ニュージーランドが人気の理由

①温暖な気候
海外ロングステイ先として人気の国に共通するのは、温暖な気候という点です。ニュージーランドも年間の平均気温さも10度程度と小さく、一年を通じて過ごしやすい気候です。ただし、一日の中で気温の変化が大きく、天候も変わりやすいので注意が必要です。

②穏やかな人柄

ニュージーランドの人々の国民性は穏やかでホスピタリティにあふれています。1947年の完全独立まではイギリス植民地であったため、人口の約75%は白人ですが、オークランドはマオリ族やアジア人など、人種も多様です。しかし、人種差別は他の国と比べると非常に少ないといわれております。

③豊かな自然

ニュージーランドには様々な自然が凝縮されており、「地球の箱庭」とも呼ばれています。ニュージーランドは北島と南島と小さな島々からなっており、北島は火山や間欠泉、南島は雪山やタスマン氷河、フィヨルドなどが有名です。また、夜は澄んだ星空に南十字星がくっきりと見えるなど、どこへ行っても豊かな自然に癒されることでしょう。

ニュージーランドでの生活
海外ログステイで一番気になるのは生活費ですね。ニュージーランドは物価が高く、特に主要都市オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの不動産価格は異常です。以下ではロングステイにかかる費用や生活スタイルを紹介していきます。

①食費

オークランドでの外食費用は日本と同じくらいかかります。ランチで10~15NZドル、ディナーで15~30NZドルくらいが相場になります。自炊やフードコートの持ち帰りが中心の生活では、400NZドル(約30,000円)くらいで生活できます。

②家賃

前述の通り、ニュージーランドは不動産価格が高く、特にオークランドは異常です。オークランドの1~2ベッドルームの平均家賃は週420NZドルなので、日本円にすると月124,000円くらいになります。ウェリントン、クライストチャーチでも月100,000円強と高めです。

③治安

ニュージーランドは世界的にも治安のよい国といわれております。しかし、ニュージーランドの治安を日本と同等と思うことは禁物です。外務省の海外安全ホームページによると、2014年の犯罪発生率は日本の8.6倍にもなります。全般的に飲酒に絡む暴行・傷害、置き引きや車上狙い、空き巣などの窃盗事件が多いようです。パスポートや現金、カードなどの貴重品は必ず身に着けるとともに、必要以上の現金を持ち歩かないようにしましょう。

●ビザについて
観光目的の場合、日本国籍であれば特にビザを取得する必要はありません。新生浮揚の観光ビザで90日間まで滞在することができます。さらに期間を延長したい場合は。90日終了前に現地の入国管理局で6か月の延長ができます。

【さいごに】

今回はリタイア後のライフプランとして、海外でのロングステイという過ごし方を紹介いたしました。人気の高いロングステイ先もいくつか紹介しましたが、快適に過ごせると感じる場所は人によって様々です。まずは自分の生活スタイルに合った場所を見つけるために、体験滞在をすること。そして、「ゴルフ三昧の生活がしたい」、「英会話を学びたい」など目的を明確にすることをおすすめいたします。

【ロングステイとは】

ロングステイとは、海外に長期間滞在し余暇を過ごすことを示す造語で、一般財団法人ロングステイ財団によると以下がロングステイの定義とされております。

①比較的長期にわたる滞在である
海外においては、「移住」「永住」ではなく、帰国を前提にした2週間以上の長期海外滞在型余暇であること。国内においては、1週間以上の滞在であること。

②「移住施設」を保有、または賃借する
生活に必要な設備が整っている「住まい」を保有、もしくは賃借する。

③余暇を目的とする
自由時間の活用を目的とし、豊かな時間を過ごし、現地の人々との交流活動等をする。

④「旅」よりも「生活」を目指す
異日常空間での日常体験を目指す。

⑤生活資金の源泉は日本にある
生活の源泉は日本で発生する年金、預金利子、配当、賃貸収入である。