ビジライフ

2017.11.8

ベネッセ M&Aに5年間で1000億円を投資で考えたこと

インクグロウの照井です。

日本経済新聞の取材によると、ベネッセホールディングスが2022年度までの5年間でM&Aに約1000億円を投じる方針とのこと。主力事業の教育や介護分野のさらなる成長につなげることと、新規事業の育成も目指すとのこと。
2段階で考えており、

1.18年から20年は教育・介護など既存事業の競争力の強化
2.それ意向は、第3柱 「生活・人材・健康」に関わる分野を候補 をあげたとのこと。

以下は私の私見ではあるが、特に、教育・介護業界はこれから、M&Aが活発化する業界の一つであると思われる。M&Aが活発に起こるタイミングというのは、構造の変化が起きたり、行政の方針が変わった際などに大きく起きる。
そのような意味では、「少子高齢化」という構造変化は確実に起こっており、教育産業はその構造変化の波を

一番に影響を受ける。その中で、生き残っていくためには、M&Aをして規模を大きくしておく必要があり、このようなタイミングで、業界再編が起きてくる。業界再編では、大概が大手4社に集中してくる。今まさに教育産業はこの過渡期にいるのだと思う。だからこそ、ベネッセはここで勝負をかけていくのだろう。また、介護業界では「介護報酬の見直し」などの問題がある。一方で確実にこれから人口が増える世代は高齢者である。ここの市場はまだまだ成長の余地がある。

また一方、日本が世界で最初に高齢化社会を迎えるので、ここで作ったモデルは、輸出することができる。特に、中国などは、一人っ子政策をしていたこともあり、これから日本など比にならない高齢化社会を迎えることとなってくる。その時に「日本式介護」を確立できれば、この分野で、世界的に競争力の高い企業をつくることができる。

この2業界のM&Aに我々も積極的にかかわっていき、最終的にはエンドユーザーが得をするような、そんな支援をしていきたいと思う。

インクグロウ株式会社
取締役 照井 久雄