» 【M&Aニュース】アルコニックス、富士プレスを子会社化および中間会社を設立

2016年12月21日

平成28年12月20日、アルコニックス株式会社(証券コード:3036、以下、アルコニックス)は同日開催の取締役会において、株式会社富士プレス(以下、富士プレス)の全株式を取得すること、及びその取得においてアルコニックスが100%出資をする中間持株会社を設立し、同社が株式取得を行い子会社化すること を決議した。

 

アルコニックスは、中期経営計画のビジョンである「商社機能と製造業を融合した非鉄金属の総合企業」を目指し、製造業を中心とした M&A を推進し業容の拡大に取り組んでおり、現在までに傘下とした国内外5社の製造子会社が生み出す収益が当社グループの連結経営成績に大きく貢献している。

アルコニックスは 引続き、製造業の強みである安定した収益基盤の充実と、ニッチでありながら国内外に通用する競争力の向上を目的としてアルコニックスグループにおける製造業の強化を推進していく。

今回、当社が株式を取得する株式会社富士プレスは、愛知県大府市に生産拠点を構える自動車向け精密プレス金型及びプレス部品の製造会社である。同社は主要製品である自動車用電磁バルブ部品、中小ブラケット等を、金型設計から、製造加工、処理、検査までを一貫して行う生産体制を確立 している。特に自動車メーカーの厳格な納期管理に対応した生産管理体制、技術面における冷間鍛造、並びに精密絞り加工技術による高精度・高難度加工を強みとしている。このような富士プレスの強み、 すなわち先進性と技術力が主要取引先である国内大手自動車部品メーカーから高く評価されており、 同社の受注実績並びに業績は堅調に推移している。

アルコニックスはは富士プレス株式を取得することにより、自動車生産で培われた富士プレスの高い生産技術力と人材の他、 匠の技術である金型設計を含む多種多様な生産設備を獲得することができること、また優良な主要取引先を持つ富士プレスとアルコニックスグループの製造子会社とのシナジーも見込む。

 

今回の株式取得方法は、富士プレスの株式取得に際しては、アルコニックスが 100%出資で設立する中間持株会社のアルコニッ クス・フジ株式会社(仮称)が株式を取得し同社を連結子会社化をする。

当該中間持株会社によ る株式取得というスキームを用いる理由は、アルコニックスの財務諸表の長期的な投資勘定圧縮と資金効率向上のため、当該株式取得価額をそのまま計上することを避けるためである。

なお、今回の株式取得にあたり、同社の代表取締役安藤 正敏氏及びその親族で出資する、主に製品の検査工程を受け持つ株式会社サンナ工業も併せて連結子会社とする。

中間持株会社のアルコニックス・フジ株式会社(仮称)が取得する富士プレス株式の取得価額は概算で3,300 百万円となる見通し。

 

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