» 【M&Aニュース】日本ペイント、米国塗料会社を子会社化

2016年12月26日

平成28年12月22日、日本ペイントホールディングス株式会社(証券コード4612、以下、日本ペイントHD)は、同日開催の取締役会において、日本ペイントHDの米国連結子会社であるNippon Paint(USA) Inc.が、 同社が新しく設立する特別目的会社(以下、日本ペイントHDのSPC)と DE Parent Corp.(以下、DE Parent 社)を合併させる手法を通じて DE Parent 社の全株式を取得すること(以下、「本取引」)により、DE Parent 社及びその 傘下の事業会社である Dunn-Edwards Corporation(以下、DE 社)を完全子会社化することを決議した。

日本ペイントHDは、2015 年度よりスタートさせた3ヶ年の中期経営計画(以下、「現中計」)を、売上・収益の拡大、 戦略事業・戦略地域でのリーディングポジション獲得に向けた基盤づくりと位置付け、ありたい姿として 「Global Paint Major」を目指している。加えて、現中計では、成長と収益性の両立を実現すべく、成長性・収益性の高い汎用塗料分野の事業割合向上を目指している。更に、中国・アジア事業を一層強化する と同時に、中国・アジア事業に次ぐ「第2、第3の柱」の構築を進めている。

今回、株式を取得する DE 社は、1925 年の創業以来、プロ向け建築用塗料の製造・販売を主力事業とし、北米の中でも市場成長率が高く、加えて今後も安定成長が期待できる米国南西部においてリーディングポジショ ンを確立しており、DE 社は、様々な顧客ニーズに対応する幅広い製品ラインナップ、地域密着型の直営店を 130 店舗展開するリテール販売網、歴史と品質に裏打ちされたブランド力を強みとし、事業展開を行って いる地域において高い販売シェアを有している。

日本ペイントHDは本取引により、従来より自動車用塗料が中心であった米国市場において、建築用塗料の製造・販売を 本格化するための事業プラットフォームを獲得することとなり、今後は、DE 社の有するリテール販売網を活用することで、米国での更なる事業拡大を実現する見通し。

なお、本取引においては、米国内に設立する日本ペイントHDの SPC と DE Parent 社との現金交付合併手続きを通じて、既存の DE Parent 社株主より現金を対価として DE Parent 社株式を取得する。

最終的には日本ペイントHDの SPC を DE Parent 社が吸収し、DE Parent 社を存続会社とすることにより、DE Parent 社を当社の子会社とする(いわゆる逆三角合併(Reverse Triangular Merger))。

 

リンクはこちら