» 【M&Aニュース】ラクオリア創薬、テムリックの株式取得

2016年12月27日

平成28年12月26日、ラクオリア創薬株式会社(証券コード:4579、以下、「ラクオリア創薬」)は、取締役会において、ラクオリア創薬を株式交換完全親会社、テムリ ック株式会社(以下、「テムリック」)を株式交換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」といいます。)を実施することを決議した。

ラクオリア創薬は、平成 20 年の創設以来、低分子創薬を基本として、主に痛みと消化器疾患を 2 大指向領域として事業を展開してきた。

平成 26 年からは、名古屋大学への研究機能の移転を契機として、アカデミアからの幅広い研究テーマや患者のニーズに触れ、多種多様な疾患領域を検討する機会を得てきた。その中でラクオリア創薬は、依然として治療ニーズが十分に満たされていない、がん疾患領域及び希少疾患領域を中心とした、アカデミアから提案された新規な作用機序に基づく治療薬に関する共同研究を 積極的に進めることで、ラクオリア創薬の事業の一段の飛躍を目指してきた。この状況からラクオリア創薬のニーズを充たす対象となる会社を探していたが、今般、 事業領域の拡大、特にがん疾患領域/希少疾患領域への積極的な進出を目的として、事業内容や 疾患領域等に親和性を持つテムリックを、簡易株式交換の手法を使い完全子会社にすることを検討し決定した。

テムリックを完全子会社化することで、アカデミアとの共同研究成果の取り込み先となる創薬プラットフォームを構築することが可能となり、共同研究から創出される治療薬開発の加速化が見込まれる。

さらに、テムリックがその権利を保有し、Syros Pharmaceuticals, Inc.(本社: 米国マサチューセッツ州、以下、「Syros 社」といいます。)に対して北米及び欧州におけるが ん適応での独占的な開発・販売の権利をライセンスしている TM-411(一般名:タミバロテン) から将来見込まれる収益により、財務基盤の安定化と、事業の持続的成長ならびに企業価値向上を図ることが可能となる見通し。

なお、今回株式交換の手法を選択した理由は、対価として買収資金を準備することなく、包括的に取引先や従業員を引き継ぎができることに加え、別法人として完全子会社化できるところに あります。

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