資金繰りの悩みをM&Aで解決

事業運営に資金繰りは付き物ですが、何らかの事情で資金繰りが苦しくなってくると、経営者は金策に走り回らねばならないことになり、その結果事業そのものに時間を割くことができなくなってしまいます。

こんな例をご紹介しましょう。
ある経営者が自己資金は少ないながらも、借入金で補い、飲食店をオープンしました。
人気の食材で、本来は高価である料理をリーズナブルに、しかも雰囲気もカジュアルなお店として話題になりました。
そこで次々に店舗をオープンさせ、更なる拡大を目指していました。
順風満帆に思えたそんな時、店舗周辺に似たような競合店が出店し始めました。
新メニューを開発したり、新たなサービスを作り出していけば十分対抗できるはずでしたが、店舗数を急速に拡大したため、金融機関からの借入金も多くなっており、少しづつ資金繰りが厳しくなってきました。
しばらく後には資金繰りに飛び回る日々になり、競合店への対抗策を考える余裕すらありません。

そこで、以前から打診のあった大手飲食チェーン店の傘下に入り、債務を一度整理することにしました。
大手飲食チェーン店傘下に入ったことで、金融機関から資金調達ができ、経営者自身は今もその店舗で采配を振るっています。新メニューを考え、新しい店舗形態を考えるなど、事業運営に励んでいらっしゃいます。

このように資金繰りが上手くいかなくなると、経営者本来の業務ができなくなってしまうデメリットが顕在化してきます。
また資金繰りが上手くいかない場合、それを続けていても根本的に改善されるケースは稀です。
M&Aで大手企業の傘下に入ることは、金融機関からの信用度がUPするということであり、だからこそ新たな資金調達も可能になります。これ以外にも買い手企業からの資本注入や貸付などが行われるケースもあります。
自身の手掛けた事業ゆえに手放したくない心情は充分理解できますが、企業は社会的責任や従業員の雇用も守らねばなりません。

充分な魅力を備えた事業であるはずなのに、資金繰りに悩んでいるのなら、M&Aを視野に入れて検討すべきではないでしょうか。