M&A活用方法

課題 3

社内の経営資源を有効活用するため事業整理したい

Case4

新規事業の資金作りをM&Aで解決

既存事業を売却した資金で、新規事業に取り組むことも成長戦略の一つ

事業を経営している方は、現在展開している事業の業界のみならず、他業界の動きや消費者動向なども常に敏感に感じ取っています。
そのせいか、今まで展開していた事業と全く違う業界にビジネスチャンスを発見し、事業として取り組んでみたいと考える方が多くいらっしゃいます。

ご紹介するのはもつ焼「エビス参」のケースです。
国内直営全8店舗をFC加盟契約(当時3店舗)も含めて、「ステーキのあさくま」を経営するあさくまサクセッションへ売却しました。
「エビス参」は20~25%と営業利益率が高く、事業としても成功していましたが、売却を決断しました。
その理由の一つは、過去の飲食業で成功しなかった際の借入金があり、資金繰りの苦労から解放されたく、一度解消したかったこと。
そしてもう一つが、同じ業態の店を増やしていくよりも、新しい業態を考え出して創り上げることに面白味を感じていたことでした。

売却で借入金を清算できただけでなく、あさくまサクセッションの顧問として「エビス参」とインドネシア料理「スラバヤ」の出店の企画・検討・実施計画をメインに色々な事業に取り組んでいます。
また同時に、海外で自前の事業も展開していますが、これも全て資金繰りの苦労から解放されたことが大きな要因です。

この例では、新しい事業を展開するために、過去の借入金を清算する必要があったケースです。
これ以外に、幾つかの事業を展開している場合、新規事業に取り組むための資金を作るためにどれかの事業を売却することも選択肢として考えられるでしょう。

売却する事業を選択する際に、業績が良くない事業を売却する方法や、今は業績が良くても今後の見通しを考え、今のうちに売却する方法などがあります。
事業の売却自体が、企業にとっての成長戦略であれば、その売却益で新しい事業を興していくことも成長戦略と言えます。

このようにM&Aは、積極的な成長戦略に活用することができるものであることを知っておいてください。

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