M&A活用方法

課題 8

新分野に進出する際の効率的な方法を模索している

Case1

新規事業を人材含め事業ごとM&Aにより獲得

既に当該分野事業を運営している企業を、人材と共に買収すれば早く確実に進出できる

今までの事業分野だけでなく、シナジー効果が期待できる新しい業態の事業に進出していこうと考えた際、必要なのは新業態に関する情報やノウハウ、人材などです。
当然ながらこれらは容易に入手できるものではありません。
仮に入手できたとしても相当な時間や労力が必要になります。
ではどのような方法で入手するのが効率的で効果的なのでしょうか。

あるウェディング関連企業の例を紹介します。
この会社ではウェディングに関する全ての企画運営を行っており、結婚式場から披露宴、新婚旅行までを扱っていました。
結婚式場も数か所運営し、顧客からの評判も上々でしたので、着実に式場数も拡大していました。
ただ、式を挙げる新婦から、今までで一番綺麗な姿で挙式したいとブライダルエステの要望が多くありながらも、現実にはそこまではカバーできていませんでした。
そのためどうしてもブライダルエステを受けたいと思う新婦は、自分でエステサロンに申し込みに行くしか方法はありません。
ウェディングに関する全てをプロデュースすると謳っているのにもかかわらず、これだけ多いブライダルエステの要望に応えられていないことにショックを受けますが、同時にブライダルエステにビジネスチャンスがあることを知ります。
そこでエステ事業を展開することを考えますが、エステサロン経営のノウハウは全く無く、技術や人材もありません。

そんな時、あるエステサロンの経営者が高齢のために事業を引継いでくれる先を探していることを知ります。
すぐさまその経営者と面談し、従業員の雇用も継続したいこと、そして今後も指導的立場でエステサロン運営に関わって欲しいことなどを話し、契約締結に至りました。

現在ではブライダル事業も好調で、挙式を挙げる新婦の7割以上がブライダルエステを受けているそうです。
またエステ事業単体でも結婚式場との連携がイメージアップにつながり、新規顧客が増えてきているそうです。

この例では、M&Aによって新規事業のノウハウや情報、人材などをまとめて入手することができました。
同時に、結婚式場との連携でイメージアップにつながり、新規顧客が増えるというシナジー効果も得ています。

今までにない業態の新規事業を展開するには、M&Aを活用することが事業成功への近道になることを知っていただけると思います。

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