» Case2 新規事業構築にかかる資源をM&Aにより解決

「自力で新規事業を作るより、早く、そしてリスクも少ないM&A」

企業が新たな業態に進出するには、どうしても時間がかかります。
その業態に必要なノウハウと情報を集めることから始まり、人材を集め、販売ルートなどが確保できなければ新業態には到底取り組むことはできません。
これだけのものを準備しておくためには、膨大なコストや時間と言った経営資源が必要になります。
では、どんな場合でもこれらの経営資源を投入しなければ新規事業には取り組めないのでしょうか。

あるIT関連企業の例で説明します。
この会社は本来Webサイトの制作からサーバー構築・管理などのサポートまでを事業として展開していましたが、ECサイトの普及に伴い、ECサイトサポート事業に進出して急成長を遂げました。
この背景には、身近な品や衣料品などはECサイトで購入する人が近年急増していることがありました。
しかしながら現状の形態では競争が激化することが予想され、特に多い衣料品関連のECサイト構築などに際し、競合他社と差別化できる要素が不可欠だと考え、事業戦略を模索していました。
そんな時、衣料品の企画まで含めて提案してもらえないかとの要望があり、今後拡大していくべき事業はこれだと気づきました。
ですが衣料品の企画など手掛けたこともなく、途方に暮れている時に、ある衣料品企画卸会社が譲渡先を探していることを知りました。
これならすぐに新規事業に進出できると考え、面談をし、スムーズに契約締結まで進みました。

これにより、衣料品関連のECサイトを提案する際、単なるサイトに関する提案だけでなく、商品ラインナップまで含めて提案できるようになり、受注数も格段にアップしました。
同時に、買収した衣料品企画卸部門も今までとは違った新たな提案先ができ、業績は向上するなど、シナジー効果が明確に表れています。
衣料品企画卸事業をIT関連企業だけで展開するには膨大な時間とコスト、それに人材、労力などの経営資源を投入しなければ実現できないでしょう。

M&Aならば、これらを短期間で入手することができるだけでなく、今まで実際に事業として成立させていた会社を手に入れるのですから、リスクも格段に少ないはずです。
少しでも早く新規事業に進出したいなら、M&Aを考えるべきではないでしょうか。