楽天銀行スーパーローンはメリットが多いがカードローン審査は厳しめ

楽天銀行は、店舗を持たないネット銀行になります。そのため楽天銀行が扱うカードローンの「楽天銀行スーパーローン」も、申し込みからインターネットでの取り扱いが中心になっています。

一般的に銀行カードローンは、消費者金融よりも金利が低くて審査が厳しいと言われることが多いのですが、実際には個々で違いがあります。

ではネット銀行のカードローン商品である楽天銀行スーパーローンは、どのようなカードローンで審査はどのようになっているのでしょうか。また、審査そのものは厳しいのでしょうか。この記事では、楽天銀行スーパーローンの審査や即日融資ができるかについて、注意点も含めて説明します。

次のような疑問をお持ちの方はぜひチェックしてみてくださいね。

• 楽天銀行のカードローンって評判どうなの？審査は甘い？
• 楽天スーパーローンで在籍確認なかったって本当？
• 楽天スーパーローンの審査について詳しく知りたい。審査時間はどれくらい？

早速見ていきましょう。

ネット銀行のカードローン、楽天銀行スーパーローンはどんな金融商品

銀行カードローンは以前から人気がありますが、ネット銀行になる楽天銀行にもカードローンがあります。カードローンは「楽天銀行スーパーローン」という商品名で扱われています。

楽天銀行スーパーローンは、ネット銀行というだけあり、申し込みはパソコンやスマートフォンなどWEBを通してのみとなっています。その他についてもあわせてみると、商品概要は以下のようになっています。

【楽天銀行スーパーローン商品概要】

金利 （年利）	1.9～14.5％
限度額	800万円 ※専業主婦は50万円まで
資金使途	原則自由 （ただし事業性は利用不可）
遅延損害金 （年利）	19.9％
申込方法	パソコン スマートフォン
借入方法	提携ATM 振込 電話
返済方法	自動振替（口座引落） 提携ATM インターネット返済 （インターネットバンキング） 口座振込
担保 保証人	不要 ※楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社が保証する
契約期間	1年毎の自動更新
申込対象者	満年齢20歳以上62歳以下 ※パート・アルバイト、専業主婦は60歳以下 日本国内に居住している （外国籍の人は永住権または特別永住権を持っている） 勤めていて毎月安定した定期収入がある、または専業主婦 楽天カード株式会社、またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる ※ただし銀行が認めた場合は不要

ネット銀行ですが、商品概要は銀行カードローンとして一般的な内容のカードローン商品だといえます。

楽天銀行スーパーローンはポイントなど他行と違うメリットが多数ある

一見すると他のカードローンと大差ないようにみえるかもしれませんが、楽天銀行スーパーローンは銀行カードローンならではのメリットだけでなく、他行と比較してもいろいろな特長を持っています。

【楽天銀行スーパーローンの特長】

• 金利が低い
• 来店不要
• 24時間いつでも申し込みや利用が可能
• 口座開設しなくても利用できる
• 入会や利用で楽天ポイントがもらえる
• 専業主婦も申し込みできる
• 借換えにも利用できる
• 周りにバレにくい
• 楽天会員のランクに応じて審査優遇あり

楽天といえば、楽天市場の利用などでポイントがもらえることがよく知られています。楽天銀行についてもポイントをもらう機会はあり、スーパーローンに入会や利用するとポイントをもらうことができます。

時々キャンペーンにより付加されるポイント数が変わることもありますが、楽天銀行スーパーローンにかかわる基本的なポイント付加は以下になります。

• 入会で楽天ポイント1,000ポイントプレゼント
• 利用により楽天ポイント最大30,000ポイントプレゼント

申込時のポイント進呈には下記のような条件があるため、条件や方法をよく確認しなければもらい損ねる可能性があります。

• 公式サイトの専用のページから申込後、入会
• 申込時に「楽天会員（楽天IDをお持ち）のかた」から申し込み、または申込完了ページから楽天会員情報を登録

利用でのポイント付加に関しては、利用残高に応じて変わるため、実際に30,000ポイントをもらうことは難しいかもしれません。諸条件を満たし入会月翌月末時に20万円以上の利用残高で500ポイントからもらえます。

このように様々な条件があるため、少し分かりにくいかもしれません。ポイントをしっかりと入手したい方は慌てて申し込みせずに、条件に沿って申し込みができているか確認しながら申し込みしてください。また、期間限定ポイントがある場合も注意してください。

他の注意点として、以下の人は楽天ポイント付加の対象外になります。

• すでに楽天銀行のカードローンを利用している、または過去6ヶ月以内に申し込みをしている
• イタズラなど申し込みとしてふさわしくない場合
• ブラウザのクッキーの設定を有効にしていない環境で利用している
• 楽天銀行がふさわしくないと判断した場合
• ポイント進呈までに退会した人

楽天ポイントに慣れていて上手に活用できる人は、楽天銀行スーパーローンは借入先の候補としてもポイントゲットのチャンスになります。ポイントを上手く活用できていない人も他のメリットはあるので、この機会にポイントの利用を覚える点でもおすすめです。

ちなみに2022年9月2日～2022年11月7日の間は、条件はあるもののキャンペーンとして現金1,000円プレゼントも行っています。条件は以下のものになります。

• 対象ページから申し込みした人
• 11月16日までに入会すること
• 入会日から10日間以内に合計5万円以上の借り入れをすること
  （入会日を1日とカウントする）
• 初回借入日の翌月末まで、約定返済以外に増額で返済をしない
• 楽天銀行スーパーローンの登録口座が楽天銀行口座以外の人は、初回借入日の翌月末までに、楽天銀行からのメール受信が可能なメールアドレスを登録する
  （楽天銀行口座がスーパーローンの登録口座の場合は不要）

アドレスの登録の手続きをはじめとする条件がいくつかあるため手間かもしれませんが、カードローンの利用により特典がもらえるならばもらわない手はありません。上手にキャンペーンサービスを利用してください。

他にもネット銀行ならではの特長として24時間の利用は可能です。しかし審査は、深夜に審査回答が来るというわけではありません。借り入れなどもATM機器や振込先の銀行の対応時間が関わるため、システムメンテナンス時や振込先の銀行の対応時間の関係ですぐにお金が借りられない可能性もあります。

ちなみに楽天銀行の会員サイトのシステムメンテナンス時間はログインができません。また楽天銀行として振り込みができない時間帯もあります。

システムメンテナンス対象	対応不可時間帯
会員専用サイト 「メンバーズデスク」	23：57～0：03
楽天銀行	23：50～0：10 メンテナンス時間帯

銀行カードローンの特長でもある金利の低さに関しては、楽天銀行では以下のような金利設定になっています。

利用限度額	金利（年利）
10万～100万円未満	14.5％
～200万円未満	8.6～14.5％
～300万円未満	5.9～14.5％
～350万円未満	3.9～12.5％
～500万円未満	3.9～8.9％
～600万円未満	3.5～7.8％
～800万円未満	2.0～7.8％
800万円	1.9～4.5％

限度額により金利が変わってくる中でも幅があるのは、審査によって数字が決まってくるためです。初めての申し込みでいきなり高額での借り入れは難しいのですが、いずれにせよ消費者金融よりもかなり低いことがわかります。

楽天銀行スーパーローンの審査は厳しめ。カードローンの審査について

当たり前ですが、上記で説明した楽天銀行スーパーローンでは、審査に通らなければお金を借りることができません。ただ申し込みすればいいというわけではありません。審査についてある程度のことは知っておかなければ準備もできず、些細なミスで審査に落ちてしまうこともあり得ます。

ここではまずカードローンの審査の流れやかかる時間、提出書類など、審査に関する基本的な情報について説明します。

楽天銀行のカードローンは即日融資できない。審査時間や流れについて

楽天銀行スーパーロ―ンは、申し込みがインターネットを使った方法のみとなっているため、パソコンやスマートフォンでの申し込みになります。電話での申し込みも行っていません。

【申し込みから審査の流れ】

在籍確認の電話が若干、前後することもありますが、おおよその流れとしてはこのようになっています。楽天の会員や銀行口座を持っていると既にある情報を活用できるため、専用フォームから申し込みすると入力が簡単になります。

審査結果はメールまたは電話で連絡が来ますが、審査に通った場合は、契約内容の案内があるため電話という形になります。審査に通らなかった場合は、メールでの連絡です。

審査回答について気をつけなければいけないのは、スマートフォンで普段から見慣れない番号の電話に出ないという人です。電話がかかってきてもスルーしてしまうと、審査に通っても連絡が途絶えてお金を借りそこなってしまいます。楽天銀行から電話がある可能性を頭に入れておきましょう。

カード発行は、自宅または勤務先へ簡易書留で届くことになります。契約が完了したら翌営業日に発送されます。銀行名にて送付されるため家族にバレるのではと思うかもしれませんが、銀行＝カードローンというわけではありません。中身をみられなければ、心配はないでしょう。

家族に郵送物の中をみられる心配がある時は、勤務先への郵送にした方がいいかもしれません。ただし勤務先へカード送付する場合は、契約時に別途自宅へ犯罪収益移転防止法に基づく文書が送付されるそうです。

カード発行で気になる点として、お金を借りるにはローンカードが発行されるまでできないのでは、という点も気になるかもしれません。しかし振り込みでお金を借りることもできるため、カードが届く前にお金を借りることは可能なので心配ありません。

楽天銀行のカードローンの審査は少し厳しめ。審査の難易度について

楽天銀行スーパーローンの審査は、条件だけみると年齢的に高齢者向けではないものの、パートやアルバイトでも申し込みできるため甘い印象があるかもしれません。他行と比較しても特に厳しいわけではありません。

しかし実際に審査が甘いわけではなく、金額の条件はなくても安定した定期収入が必要です。アルバイトやパートでも収入が安定していれば審査は通りますが、働き始めたなど収入が不安定な状態だと判断された時は審査に通りません。

簡単にいえば楽天スーパーローンの審査の難易度は、少し厳しめと考えておくといいでしょう。

楽天銀行のカードローンの審査が甘いと考えるのは優遇措置があるから

楽天銀行スーパーローンは審査が甘いと言う意見もよく見受けられますが、実際には思ったよりも厳しいと考えられる点もあります。そもそも対象年齢が20歳以上は他カードローンと同じですが、上限年齢が若干、他より低いです。

これを「代位弁済」といい、一見申込者が得をしたようにみえるかもしれません。しかし実際には、今度は保証会社から返済を求められることになり、契約者の返済義務はなくなりません。

このように保証会社は、契約者が返済をしないと一時的にも代わりに返済の負担を負うことになります。そのため保証会社も申込時に審査を行います。

細かく言えば銀行カードローンは、銀行と保証会社から審査を受けることになります。それだけが理由ではありませんが、銀行カードローンの審査が厳しいと言われる要因のひとつです。楽天銀行も銀行カードローンなので同じです。

しかし、厳しいだけではありません。審査を有利に進める方法として、特長にあげたように楽天会員には優遇措置があります。楽天会員には利用に応じて会員のランクが決まっています。ランクとしては、前月末からさかのぼって6ヶ月間の獲得ポイント数や回数で会員ランクが以下のように決まっています。

会員ランク	条件
ダイヤモンド会員	合計4,000ポイント以上獲得 ポイント獲得回数が30回以上 対象の会員登録が紐づいている楽天カードを持っている
プラチナ会員	合計2,000ポイント以上獲得 ポイント獲得回数が15回以上
ゴールド会員	合計700ポイント以上獲得 ポイント獲得回数が7回以上
シルバー会員	合計200ポイント以上獲得 ポイント獲得回数が2回以上

※ポイント獲得は、過去6ヶ月の間が対象

楽天ポイントとは、スーパーローンに加入して利用しても付きますが、一番知られているのは楽天市場でショッピングをすると100円（税抜）で1ポイントが付くことでしょう。キャンペーンやカードで倍付くこともあります。他にも楽天のクレジットカードの利用やEdy、楽天ペイの利用でもポイントが貯まります。

具体的にどのランクだとどれぐらい審査優遇されるのかは公表されていないため分からないのですが、優遇されるのならば活用しない手はありません。よく楽天市場で楽天の会員としてショッピングしている人やEdyなどを利用している人は、一度、自身の会員ランクを確認してみてもいいでしょう。

ちなみにカードローンの利用でもポイントはつきます。また返済口座を楽天銀行に設定すると、会員ステージが1ランクアップします。

ただし審査は、楽天の利用状況だけで決まるものではありません。カードの支払いが遅れるような人は、審査に通りません。審査の項目は多々あり、会員ランクが良くても他の項目で判断されることもあります。

会員優遇があっても他項目が悪ければ審査に落ちることもある

特にカードローンにおいては、属性や個人の信用情報が重視されることはよく知られています。

属性とは	個人の年齢や家族構成、住居形態と居住年数など、また勤め先や年収、勤続年数などの情報をさす
個人信用情報とは	クレジットカードやローン、キャッシングなどの利用履歴をさす

カードローンの審査は、属性や信用情報をみて個人の経済状況を推測し判断をします。融資をしても返すだけの収入がなかったり、収入があっても他社への返済があれば、自社（自行）への返済ができないと判断して申込者の融資は行いません。（審査に落ちます）

また個人の信用情報をみて、過去に延滞や債務整理の記録があれば、返済能力がないと判断し、同じく審査に通りません。

信用情報は、個人信用情報機関という機関にカード会社をはじめとする金融機関が会員になり、情報を得ることができるようになっています。個人がローンやクレジットに申し込みや利用した時、カード会社や消費者金融、銀行は、その個人の信用情報を信用情報機関に記録します。

例え楽天会員のランクがよくても、この信用情報や属性の内容が融資側からみて良くないと判断されたら審査に落ちます。過去のクレジット等で延滞などをしたことがない人は優遇措置も期待できますが、逆に今までの使い方に不安がある人は、優遇措置にあまり期待しない方がいいかもしれません。

楽天銀行は審査通過率の公表はない。カードローンの審査通過率とは

楽天銀行スーパーローンでは、カードローンの審査通過率についての情報は公表されていません。それ以前に「審査通過率」という言葉にピンとこない人もいるかもしれません。

審査通過率とは、カードローンの申し込みをした中で審査に通過した人の割合を数字にしたものです。他行も含めて一般的に銀行は、審査通過率を公表していません。反対に大手消費者金融の中には、審査通過率のデータを公表しているところもあり、おおよそ審査通過率は40％前後となっています。

どちらにせよ審査の判断基準も公表されていないため、どうすれば審査に通るのかは、一般的な情報を参考にして準備をし、カードローンに申し込みするしかありません。個々の状況で審査の結果は変わるため、事前に審査に通るようにできるだけ情報を集めておいた方がいいでしょう。

楽天銀行スーパーローンは土日のカードローン審査は行わない

土日の審査については、楽天銀行スーパーローンでは対応していません。この点も考慮して、土日は避けた方がいいかもしれません。

しかし週末に時間があるからと申し込みする人は多いです。できれば込み具合も想定して、日数に余裕をもってカードローンの申し込みをするようにしてください。

借り入れについては、一旦契約がすめば土日でも可能です。振り込みでもATMでも対応しています。ただし提携ATMや口座登録している提携銀行によっては、土日対応していないところもあるため注意してください。ちなみに楽天銀行の口座への振り込みは、土日でもできます。

楽天銀行は2点必要な場合も。カードローン審査に必要な書類について

カードローンでは審査の後、または審査途中で申込者を証明する書類の提出を求められます。楽天銀行の場合は、以下のものが必要なため前もって用意しておくことが大切です。

【必要書類】

本人確認書類	①または②のいずれかから提出 ① 以下の中から1点提出 住民票の写し（原本） 印鑑登録証明書（原本） ② 以下の中から２点提出 運転免許証（写し） 健康保険証（写し） パスポートの国内発行で顔写真および所持人記入欄（写し） その他楽天銀行が指定する本人確認書類 ※本人確認書類が1点の場合は、住所が記載された納税証明書または税金の領収書、社会保険料や公共料金の領収書（3ヶ月以内のもの）のうちいずれか1点必要
収入証明書	源泉徴収票 確定申告書 給与明細書 課税証明書（所得証明書）　など ※収入・所得額の記載があるもの ※いずれかの写し ※収入証明書類は、利用限度額が50万円以下の場合は原則不要。ただし審査の結果、必要な場合もあり

提出書類に関して、よく書類に記載してある住所と実際に住んでいる住所が違う場合で困ることがあります。申し込みの際に本人確認書類の住所を修正してから提出するか、申込書の住所と同じ住所の書類の提出が必要になります。

どうしたらよいのかわからない時は、問い合せして確認してから提出した方がいいです。

職種や形態ごとの楽天銀行スーパーローンの審査通過の可能性について

カードローンの審査は申し込みしてみないとわからないのは、楽天銀行スーパーローンも同じです。しかし個人では確実な予測はできませんが、会社員や公務員は審査に通過しやすいなど、職業ごとの難易度は想定できます。

ここでは、アルバイトやパートの他に専業主婦や学生、年金受給者などの職業や形態による楽天銀行スーパーローンの審査通過の可能性について説明します。

アルバイト・パートや自営業・派遣社員でも審査通過の可能性はある

楽天銀行スーパーローンでは、収入額での条件はなく勤めていて定期的な収入のある人が申込対象者になっています。説明ではアルバイトやパートも申し込みできることが明記されているほか、申込時の職業選択項目には派遣社員や契約社員、経営者もあるため、ここに該当すれば申し込みできます。

ただし、審査に必ず通るとは限りません。特にアルバイトを始めてまだ日も浅い場合には、審査に落ちる可能性が高いです。また収入額の条件はないものの、あまりに収入額が低く他の支出が多いことがわかれば返済能力がないと判断される可能性もあります。

またネックとなるのは、後で説明する在籍確認です。アルバイトやパート、派遣社員は在籍確認が取りにくいことが考えられます。この在籍確認も上手くクリヤしないと融資に辿りつけないため、よく対策を練るか他社を検討する方がいいかもしれません。

学生でも20歳を超えてアルバイトなどで収入があれば借り入れは可能

学生でも年齢の条件とアルバイトなどで定期的な収入があれば、審査の通過の可能性はあります。学生という属性そのものは不利ではあるものの、アルバイトを長くしていると安定した収入があるとみられやすいです。

ただし他社の借り入れがある、クレジットで延滞をしているなど、他の理由で審査に落ちる可能性もあることは知っておいた方がいいです。特に学生のように若い人で多いのがスマートフォンの支払いの遅れです。スマートフォン本体の分割払いの支払いが遅れがちな人は、信用情報に記録されるため注意が必要です。

主婦も収入がないとダメな場合が多いが楽天は専業主婦も借りられる

よく専業主婦はお金が借りられないとしていますが、これは主に消費者金融になります。専業主婦は、収入がありません。消費者金融のカードローンでは、本人に収入がなければ法律的にも業者的にもお金を貸すことができないからです。

しかし銀行は消費者金融と対象の法律が違い、同じカードローンでも対応が変わります。一般的に銀行カードローンでは、世帯での収入があれば専業主婦でも申し込みができます。

楽天銀行スーパーローンは、本人に収入がない専業主婦でも申し込みができます。ただし条件が以下のように若干、他の人よりも厳しくなっています。

• 申し込みできる年齢が60歳以下
• 限度額が50万円まで

また条件以外にも申込時に世帯年収を聞かれます。ここまでみると専業主婦への貸し付けが厳しくみえますが、在籍確認がないなど審査の対応が柔軟な面もあります。

もちろんパートなどで本人に収入がある主婦ならば申込対象者となっている分、専業主婦よりも条件が良く審査通過の確率も上がるでしょう。

今は、銀行側の判断で本人に収入のない専業主婦への貸し付けを行っていない銀行も増えています。そんな中、条件等はあるものの専業主婦でも申し込みできるので、顧客対象が幅広いカードローンといえるでしょう。

年金受給者・生活保護受給者・無職は審査に通らない。他の対策を

年金受給者は、2ヶ月毎に受け取れる年金が定期的な収入として考えられるかもしれません。実際に収入が年金でも申し込みできるカードローンはあります。

しかし楽天銀行スーパーローンに関しては、申し込みできません。そもそも申し込みの対象年齢が62歳までとなっています。対して年金は今現在、原則65歳から受給となっています。

現実には繰上受給として60歳以降から年金をもらうこともできますが、その場合は年金額が減額されるため、繰上受給を選択される人はさほど多くありません。（繰上受給者は2019年で国民年金で12.4％、厚生年金で0.4％）

ここからみても年金受給者は、対象外となっていることがわかります。ただし年齢の条件をクリヤしアルバイトやパートなどで収入があるならば、申し込みはできます。または年金を収入とみなして申し込みができるカードローンを選択してください。

生活保護受給者に関しても年金受給者と同様で、申し込みはできません。生活保護費は、年金以上に収入としてみなされません。また生活保護費を支給している行政側からみても生活保護受給者は、カードローンに申し込みができません。生活保護費は、ローンの返済に使ってはいけないことになっているからです。

無職についても同じく楽天銀行スーパーローンに申し込みができないのは、申込条件をみてわかることでしょう。定期的な収入がないため、申し込みしても審査に通りません。もしどうしても急ぎでお金が必要で借りたい時は、公的支援として生活福祉資金貸付制度の利用をおすすめします。

楽天銀行はカードローンの即日融資はできない。何時までかは関係ない

前提として銀行カードローンは、即日融資ができません。これは以前、銀行カードローンでトラブルがあったことや過剰融資が問題になったことにより、銀行カードローンに自主規制などの対応が行われるようになったことが理由です。

よくその日のうちにお金を借りるには何時までに申し込みや契約が必要かなど細かな情報が必要ですが、これは消費者金融に対しての情報を考えておいた方がいいです。

どうしても即日融資を求める場合は、大手消費者金融を中心に下記に紹介したカードローンを参考にして申込先を検討してください。

楽天銀行のカードローンの即日融資はできないなら審査は何日かかるか

一般的に銀行カードローンの場合、融資可能な日にちは早くても翌営業日がとなっているところが多いです。土日をはさんだ場合は、月曜になってしまう可能性もあります。

契約後ならば、振り込みしてもらう方法で即日での借り入れは可能です。平日14：30までにフリーダイヤルに電話をすれば、当日に振り込みしてもらえます。当日にこだわらなければ、振り込みの申し込みは24時間受付をしています。

楽天の審査結果が不可ならどうする。カードローン審査に落ちた理由は

審査の流れでも説明したように、楽天銀行スーパーローンの審査に落ちた場合は、その結果がメールにて届くことになっています。稀に気づかないうちに迷惑メールとして扱われていたということもあるので注意してください。

審査に落ちた場合は、その理由は教えてもらえません。自身で考えるしかありませんが、よくある理由としてこれらが考えられます。

• 過去に延滞などを起こしている
• 他社借り入れ件数や借入額が多い
• 収入が安定していると判断されなかった
• 他社（他行）で最近審査落ちしている
• 一度に多くのカードローンに申し込みした
• 申し込みの際に不備または虚偽があった

一般的な審査落ちの理由をあげましたが、まずは心当たりがないか考えてみてください。特に過去に延滞などを起こして信用情報に傷があっても、忘れている場合があります。過去の延滞等は、ローンだけでなくクレジットや携帯電話本体の分割支払いも該当します。

心配な時は、自分の過去の信用情報を調べることができます。個人信用情報機関は3カ所あり、いずれも開示請求という形で1,000円程度で調べられます。可能ならば、自分の信用情報を調べてみましょう。

個人信用情報機関	信用情報の開示請求方法	主な加盟会員会社の業態
株式会社日本信用情報機構 （JICC）	スマートフォン 郵送 窓口 ※2022年9月末現在窓口での申請は休止中	消費者金融 クレジット会社 信販会社 保証会社 リース会社 金融機関など
株式会社シー・アイ・シー （CIC）	インターネット郵 送 窓口 ※2022年9月末現在窓口での申請は休止中	信販会社 百貨店 専門店会 クレジット会社 リース会社 保険会社 保証会社 消費者金融 携帯電話会社など
全国銀行個人信用情報センター （KSC）	インターネット 郵送	銀行 銀行と同視される金融機関 保証会社など

自分がどの個人信用情報機関に信用情報を開示請求すればいいのかは、利用しているクレジット会社やローン会社により違うため、それぞれの会社の契約書やHP等で確認してください。会社により2ヶ所の信用情報機関に登録していることもあります。

もし情報開示で自身の記録に審査に影響するような内容がある場合、記録は5年ほどで消えるため、消えるまで待つか、記録があっても審査に柔軟な中小消費者金融に申し込みするなど対策をするしかありません。

楽天銀行スーパーローンの場合は、楽天銀行だけでなく保証会社の楽天カード株式会社とSMBCファイナンスサービス株式会社がもつ信用情報も関わってきます。

特に以前、この会社が関わるローンやクレジットで延滞を起こしていると要注意です。信用情報機関の記録は5年で消えても、会社自体がもっている情報は半永久的に残ると考えておいてください。

他社借り入れが多い場合も審査に落ちます。銀行は消費者金融と違い総量規制（申込者の年収の1/3を超える貸し付けが貸金業法で禁止されている）の対象外なので高額借り入れもできると思いがちですが、銀行の過剰融資が問題になってから銀行の自主規制が入るようになりました。

多くの銀行が、融資額に関して貸金業者と同様の審査を行うことが多くなりました。これは楽天銀行も同じで、明確な審査判断の基準は公表されていないのですが、他社借り入れが審査に大きく影響を与えることは確かです。

特に絶対ではないものの年収の1/3を超える額をすでに他社から借りている人や、借り入れしている先が少なくとも3件以上の場合は、審査に通ることは難しいでしょう。

同時にいくつかのカードローンに申し込みした場合も、個人信用情報をみてわかるため審査に落ちやすくなります。いくつもカードローンに申し込みしているということは、よほどお金に困っていて返済ができないのでは、と判断されるからです。いわゆる申し込みブラックというものです。

ただし、いろいろな理由で借りる先が思うようにみつからなくても、闇金からは絶対に借りないでください。闇金からお金を借りると、法外な金利で返済を求められたり怖い取り立てをされたりします。闇金からお金を借りて一時的に良くなっても、状況が好転することはありません。

カードローンの審査落ちでも楽天は再申し込みには6ヶ月は空ける

楽天銀行スーパーローンの審査に一度落ちても、再申し込みは可能です。ただし過去6ヶ月以内に申し込みしている場合は、再申し込みは受け付けてもらえません。

また再申し込みしても審査に通るとは限りません。特に以前審査に落ちた時と同じ状態ならば、また審査に落ちる可能性は高いでしょう。審査に通るには、審査に落ちた要因を推測してその要因を取り除かなければいけません。

信用情報の金融事故記録が消えるのを待つ、同じ勤め先に長く籍をおく、他社の借金を完済させるなど、以前よりも審査に通るような努力が必要です。

カードローンの審査に在籍確認は必要。楽天でも避けられない

カードローンの審査で避けられないもののひとつに、在籍確認があります。在籍確認とは、申込時に申告した勤め先で働いて定期的に収入を得ていることを、勤め先に電話をかけて申込者がいることを確認する形で行われます。

ただし絶対本人が電話に出る必要はありません。外出していたり欠勤していたりしても、電話に出た人の「外出中です」「今日はお休みです」などの対応から、その申込者が会社に勤めていることがわかれば、それで在籍確認は完了です。

その在籍確認ですが、昨今、消費者金融では給与明細書などの書類等の確認という形に対応が変わってきているところが増えています。しかし楽天銀行では、在籍確認は電話確認で行われています。

楽天のカードローン審査の電話は会社にかかってくる。対策しておく

楽天銀行スーパーローンの在籍確認の電話は、審査の早い段階で行わるものの審査の状況により他の手続きと順番が前後することがあります。しかしどのタイミングであろうと、在籍確認の電話は避けられません。在籍確認の電話は、勤務先にかかってきます。

一般的にカードローンの在籍確認の電話は、担当者の個人名で勤め先に電話をかけて会社名を名乗ることはありません。ただし銀行の場合は、用件がカードローンとは限らないこともあり、銀行名を名乗ることが多いです。

そのため周りの人間に、カードローンの申し込みがバレるのではないかと心配な人がいるかもしれません。しかし銀行は様々な業務を取り扱っているため、電話の有無だけではカードローンだとはわかりません。周りに聞かれたら「口座開設についての電話です」などと理由を誤魔化せることができます。

なお申込者が専業主婦の在籍確認については、専業主婦は勤め先がないため在籍確認の電話はありません。

口コミでは必ずやばい・怖いと言われるカードローンだが楽天は大丈夫

カードローンの利用が怖い・やばいなどのイメージを持っている人は、まだまだいます。確かに昔は借りる時の雰囲気や強面の人が取り立てに来たりして、怖い印象があったかもしれません。

しかし今は貸金業法により借り入れや返済についても厳しく規制があり、消費者金融の方もしっかりとそれを守っているため怖いことはありません。特に楽天銀行スーパーローンは、取り扱いが銀行です。

カードローン審査の口コミは？楽天銀行はやばい・怖いことはない

楽天銀行スーパーローンでの口コミはどのようになっているか。実は、以下のような内容がありました。

• 楽天のクレジットカードやキャッシュカードを保有していたこともあり、審査は簡単に通ることができました
• 初めてでもわかりやすい
• とても良く対応してくださりありがとうございます
• 他の会社も利用したことがあるので審査の面で比較すると、審査はとても甘く感じました
• 審査は他銀行ローンに比べて通り易いかもしれません。が、オペレーターの対応が悪い
• 審査に時間がかかりますね
• 口座もちでランクが一番高いのにも関わらず毎回審査おちます

審査は厳しめと説明しましたが、甘いと感じる人もいるようです。これらの口コミでもわかるように、同じカードローンでも審査に対しての感想や受け取り方が真逆になっていることはよくあります。

特にオペレーターへの不満に関しては、審査に落ちたことへの不満も入っていることがあるため、内容をよく見極めて参考にした方がよさそうです。返済が遅れたり何度も電話に出ないなど、申込者によっては対応が厳しくなるのも仕方がない場合もあります。

審査落ちのコメントから察するに、本人に自覚がなく信用情報が怪しい状況の人もいるようです。カードローンでは、利用中も都度、信用情報などをチェックすることは普通です。他にも他社から借り入れしているために審査落ちと考えられる人は多いようです。

ただ口コミ全体からいえることは、本当に怖い担当者がいるわけではなく、安心して申し込みできる点でしょう。

楽天銀行スーパーローンの審査以外の返済、増額、延滞について

カードローンの審査が通れば、その後はお金を借りて返済を行います。しかし油断すると、借りたお金を返し忘れて延滞を起こすこともあり得ます。また人によっては、増額をしたいという人もいるかもしれません。

楽天銀行スーパーローンの返済や増額についてどう対応していけばいいのか。返済から増額、延滞について気をつける点も含めて説明します。

楽天銀行スーパーローンのカードローン返済での注意点について

楽天銀行スーパーローンの返済は、楽天銀行に口座を持っていなくても他行で口座振替（引き落とし）が可能です。毎月固定となる約定返済日は、1・12・20・27日の中から選ぶことができます。ただし登録できない銀行口座もあるため、自身が利用している銀行口座を確認してください。

【返済口座に登録できない金融機関の一例】

• ゆうちょ銀行
• 大和ネクスト銀行
• ローソン銀行
• GMOあおぞらネット銀行　　など

返済口座に登録できない銀行以外に返済日を選べない銀行口座もあるため、引き落とし先を選ぶ時は注意してください。

毎月の返済以外にも臨時収入やボーナスがあった時に借入残高を一括返済したり任意で随時返済をしたりできます。随時返済としてインターネット経由や提携ATMが利用でき、提携先のATM手数料は無料です。

返済額は、約定返済日の15日前が返済額の確定日になります。その次の日の返済日14日前から返済日前日の間に随時返済した場合、楽天銀行口座を返済口座にしていれば当日の引き落としはなくなります。（足りない場合は、その分が引落されます）

他行の口座を利用している時は、事前に返済しても自動引落はそのまま行われるため注意してください。それでも随時返済をすると借入残高が減るため、余裕がある時は随時返済をおすすめします。

楽天のカードローンは増額希望を出せるが審査がありリスクも伴う

楽天銀行のカードローンでも借入限度額の増額は可能です。上手くいけば限度額が増額することで、金利が下がる可能性もあります。（可能ならば金利面で交渉するのも金利が下がる手段のひとつになります）方法としては、以下の方法があります。

• 会員専用のオンラインサービス「メンバーズデスク」
• フリーダイヤル（電話）

電話の場合は対応時間が9：00～20：30と限られており、メンバーズデスクなら画面に増額の申し込み項目があるため便利です。

増額の申し込み自体は難しくないものの、増額に関しても審査に通らないといけません。増額の審査も申込時と同様、在籍確認や書類の提出があります。

結果として限度額が上がればいいのですが、増額の審査の内容によっては以下のようなデメリットもあります。

• 限度額が減額される
• 利用停止になる

増額審査の結果は、最初の申し込み同様、通れば電話で連絡が入り、増額できなければメールにて連絡がきます。新たな借り入れができなくなった時は、審査結果が電話で連絡が入ります。

またスーパーローンに申し込みしてまだ6ヶ月経っていない人や延滞中の場合は、限度額の増額は申し込みできません。延滞中は当然のこと、まだ利用して日も浅い人は返済を遅れなく行う人かの判断ができるほど実績がありません。少なくとも6ヶ月は利用して、実績を作る必要があります。

カードローンを延滞すると利用停止も。楽天銀行スーパーローンも同じ

もし「口座引落ができなかった」「うっかり返済手続きを忘れた」などがあれば、早急に対応するようにしてください。口座引落先が楽天銀行ならば、連絡をすれば再引き落とし対応をしてもらえる可能性はありますが、基本的には再引き落としはないと考えておいてください。

もし、返済が送れた場合は以下の方法で返済することになります。

• 振込口座へ振り込み
• ATMで返済する
• メンバーズデスクにログインしてインターネット返済をする

いずれの方法にしても返済が遅れた段階で一度、連絡を入れた方が信用面でもおすすめです。

なお遅延損害金が発生するものの返済額は変わらずその中の内訳が変わるため、その時点での返済額については心配ないでしょう。ただし元金の返済額が減ってしまうため、返済期間が延びてしまう可能性があります。

支払いができないことが続き、延滞ということになったら話は変わってきます。新たな借り入れができなくなったり一括返済を求められたりなど、別途対応を求められることになり兼ねないのでしっかりと返済しましょう。

楽天銀行スーパーローンでも影響はある。住宅ローン審査通過は厳しい

一般的にいわれるカードローンを利用することによる住宅ローンへの影響は、あると考える方が妥当です。楽天銀行のスーパーローンに限ったことではないのですが、カードローンで借金をしていると住宅ローンの審査に通らなかったり申し込みができなかったりします。

楽天銀行のカードローンでも返済比率により住宅ローン審査に影響する

住宅ローンは、借入額がカードローンよりもはるかに大きく返済期間も長いため、審査の厳しさが違います。その審査で重要視されているのが、返済比率です。返済比率とは、年収に対する借金の年間の返済額の割合を示したものです。

返済率の対象となる借金は、住宅ローンだけでなくカードローンなどの他のローンも対象になります。銀行により判断は異なりますが、一般的に30～35％が返済率の上限とされています。返済比率が高ければ、審査に通りません。

ちなみに住宅ローンでよく聞く「フラット35」での返済率の基準は、以下のようになっています。この中には、フラット35以外の自動車や教育、カードローンなどの借金も含みます。

年収	400万円未満	400万円以上
返済率の基準	30％以下	35％以下

ただし返済比率の基準は絶対ではなく銀行や個々の申し込みで判断が異なるため、あくまで目安として考えた方がいいです。厳しいところだと、カードローンの契約が残っているだけで審査にかなり不利となる場合もあります。

住宅ローンを検討している人で楽天銀行スーパーローンを利用している人は、まずは住宅ローンの担当者に相談することをおすすめします。

楽天銀行は住宅ローンもあるが優遇措置はない。申し込みは慎重に

視点は逆になりますが、銀行の中には同じ銀行内で住宅ローンを利用しているとカードローンの金利を優遇してくれるところがあります。

楽天銀行にはカードローンの他に住宅ローンも扱っているため、双方の利用はメリットがついていると考えてしまいがちです。しかし楽天銀行では、住宅ローンの利用に伴う金利の優遇措置はありません。参考までに楽天銀行の住宅ローンは、以下のものがあります。

【楽天銀行が扱う住宅ローン】

• 住宅ローン（金利選択型）
• フラット35/フラット35S
• つなぎローン

通常の住宅ローンやフラット35以外に、つなぎローンがあります。つなぎローンは、土地取得資金や着工金など建物の竣工前にお金が借りられる、住宅ローンまでのつなぎ資金として活用できるローンです。

楽天銀行では優遇措置がないだけでなく、同じ銀行内だから審査に通るとは限らず、返済状況によってはマイナスに働く可能性もあります。できれば他行のローンと同じように慎重に考えて住宅ローンに申し込みすることをおすすめします。

楽天銀行スーパーローンの審査に不安な時のおすすめカードローン

楽天銀行スーパーローンは銀行ローンの中でもおすすめのひとつですが、必ずしも審査に通るとは限りません。またその日のうちにお金が必要など、様々な事情により楽天銀行スーパーローンの申し込みが難しい人もいるでしょう。

そんな時のおすすめカードローンはいくつかありますが、特に急いでいる人には大手消費者金融を中心に他行も含めた下記に紹介するカードローンがおすすめです。それらのカードローンについて、金利や限度額を比較してみます。

カードローン	金利	限度額
楽天銀行スーパーローン	1.9～14.5％	800万円
ＳＭＢＣモビット	3.0～18.0％	800万円
プロミス	4.5～17.8％	500万円
レイクALSA	4.5～18.0％	500万円
アイフル	3.0～18.0％	800万円
オリックスマネー	2.9～17.8％	800万円
アコム	3.0～18.0％	800万円
三井住友銀行カードローン	1.5～14.5％	800万円
三井住友カード「カードローン」	1.5～15.0％	900万円

※金利等は、2022年10月3日現在

金利面でみると、やはり銀行カードローンが低くいため利息の負担を減らしたい人には楽天銀行スーパーローンや三井住友銀行カードローンが良いようにみます。しかしカード会社のカードローンも銀行並に金利が低めのところもあります。

ＳＭＢＣモビットは周りへのバレが心配で急ぎの人におすすめ

楽天銀行スーパーローンは、即日融資ができません。そのため急ぎでお金が必要な人には、大手消費者金融のひとつＳＭＢＣモビットがおすすめです。以下がＳＭＢＣモビットの特長になります。

【ＳＭＢＣモビットの特長】

• 来店不要
• WEB完結申込で郵送物、電話連絡なしが可能
• 最短30分で審査
• 即日融資が可能
• 在籍確認が難しい場合、相談にのってくれる
• ローンカードがコンビニ等で受け取れる
• スマホATMでカードレスの利用ができる
• Tポイントを貯めたり利用したりできる

ＳＭＢＣモビットは、WEB完結申込をはじめとするバレ対策や配慮がしっかりとされているため、周りに知られにくいカードローンです。WEB完結申込ならば郵送物などもなく、またカードレスでの契約やコンビニ等でのカード受け取りも可能なため、申込時のバレの心配だけでなく、契約後の利用中でのバレ対策にもなります。

スマホATMとは、アプリを入れたスマートフォンを使ってATMでの借り入れや返済を行う活用方法で、ローンカードなしでお金を借りることができます。利用できるのは、セブン銀行とローソン銀行のATMです。

プロミスは無利息サービスや他社より低金利で利息が気になる人向け

プロミスは、消費者金融の中でも上限金利が低く、また無利息期間のサービスがあるため消費者金融の中では利息の負担を減らしやすいカードローンといえます。

【プロミスの特長】

• 消費者金融の中では上限金利が低い
• 来店不要
• WEB完結申込で郵送物なしが可能
• 即日融資が可能
• 30日間無利息のサービスがある
• 原則勤め先への電話はなし
• スマホATMでカードレスの利用ができる
• 18歳から申し込みができる（高校生は不可）
• 女性専用ダイヤルがある
• Vポイントを貯めることができる

プロミスも他社同様、WEB申込を中心として周りへのバレに配慮されています。また上記したように、他社より上限金利が低いです。金利差はわずかにみえますが、長く利用すると利息は大きく変わってきます。初めての借り入れでは多くの場合、金利は上限の数字となることが多いので、上限金利を参考にしてください。

メリットのひとつになる無利息サービスとは、主に消費者金融が行っているサービスをさし、初めてカードローンに申し込みすると契約日翌日または借入日翌日から一定期間（プロミスでは30日間）、利息がつかないサービスです。

カードレスになるスマホATMは、プロミスではセブン銀行、ローソン銀行ATMでの利用が可能です。最近、話題になっているVポイントをアプリのログインや返済で貯めることもできます。

レイクALSAは選べる無利息期間を上手く活用すれば利息を減らせる

レイクALSAは、無利息期間が選べることで知られています。この無利息期間の選択を上手く活用して返済計画を立てるといいかもしれません。

【レイクALSAの特長】

• 来店不要
• WEB完結申込が可能
• 最短25分融資が可能
• 即日融資が可能
• 無利息期間が選べる
• 電話連絡で担当者を男性か女性の希望を出せる
• 電話連絡が難しい時は相談にのってくれる
• スマホアプリでカードレスの利用ができる

レイクALSAの無利息サービスの期間は、初めての人向けで条件等あるものの30日間、60日間、180日間から無利息期間を選択できます。ただし申込方法や条件により選択できないものもあるので注意が必要です。

また急ぎの人にも対応していて最短25分で融資が可能、またWEBで21時までに契約完了すれば当日振込融資も可能とかなり早い対応となっています。しかし必ずしもみんなが25分融資してもらえるわけではありません。カードレスでATMを利用する場合は、セブン銀行ATMでできます。

知名度のあるアイフルもカードレスや無利息期間があり利用しやすい

カードローンでは知名度のある大手消費者金融のアイフルも他社同様、WEB完結申し込みができ、融資時間も早くて急ぎの人におすすめです。

【アイフルの特長】

• 来店不要
• WEB完結申込で郵送物なしが可能
• 最短25分融資が可能
• 即日融資が可能
• 30日間無利息のサービスがある
• 原則電話連絡はなし
• スマホATMでカードレスの利用ができる
• 女性専用コースがある

アイフルは、金利や限度額が他社に似ているようにみえるかもしれません。30日間の無利息サービスやWEB完結申し込みなどもあり、早く借り入れできてサービスも良いカードローンとなっています。カードレスも可能で、アプリを活用したスマホATMはセブン銀行とローソン銀行ATMができます。

オリックスマネーは新しくカードレスで利用する今時のカードローン

オリックスクレジットから2022年2月に発売されたオリックスマネーは、今の時代を反映して申し込みもWEBのみでカードの発行がないカードローンです。

【オリックスマネーの特長】

• 来店不要
• 上限金利が他社よりも低い
• WEB完結申込で郵送物なしが可能
• 申込方法はWEBを使った方法のみ
• 最短60分審査
• 即日融資が可能
• ローンカードの発行がない
• アプリを使って借り入れや返済を行う
• グループ会社のサービスを優待価格で利用できる

オリックスマネーは、オリックスクレジットが発行しているカードローンで、申し込みはWEBでの手続きのみとなっています。そのためカードの発行もなく、借り入れや返済はインターネット手続きまたはスマホATMを中心としています。

またオリックスグループのサービスを優待価格で利用することができるため、レンタカーやカーリースの利用をよくする人にはちょうどよいカードローンです。

誰もが知るカードローンのアコムは審査の早さやバレ対策も充実

アイフルと同じように知名度のあるアコムもまた他社同様、対応も早くて無利息期間があったりバレ対策もしっかりしていたりします。

【アコムの特長】

• 来店不要
• 郵送物なしが可能
• 最短30分融資が可能
• 即日融資が可能
• 30日間無利息のサービスがある
• 在籍確認の電話は原則なし、または同意を得てから行う
• スマホATMでカードレスの利用ができる
• クレジットカードの利用も可能

アコムも他社同様さまざまな特長を持っていますが、大きく目立つ特長はないものの他社と比較しても負けない内容となっています。無利息期間のサービスもあり、対応もはやくて融資までの時間が最短で30分です。カードレスでのスマホATM利用は、セブン銀行ATMになります。

銀行カードローンの中でのおすすめは三井住友銀行カードローン

楽天銀行スーパーローンは難しくても、大手消費者金融よりも銀行カードローンが良いという人には三井住友銀行カードローンがおすすめです。

【三井住友銀行カードローンの特長】

• 来店不要
• 低金利
• 書類提出や本人確認がWEBでできる
• 三井住友銀行口座がなくても利用できる
• 提携コンビニATMでの利用手数料が無料
• 返済方法と返済日を選べる
• 毎月の返済は2,000円と少額からできる

楽天銀行と同様、銀行のカードローンとして即日融資はできないものの、大手都市銀行というメリットを生かした特長を持ったカードローンです。銀行の場合、カードローン審査後の契約ではまだまだ来店が必要なことも多いのですが、来店不要で契約をすることができます。

また通常は口座を持っていないと利用できないことが多いのですが、三井住友銀行カードローンは、楽天銀行同様、口座を持たずとも契約して利用することができます。楽天銀行スーパーローンの利用が難しい場合におすすめの銀行カードローンのひとつです。

カード会社の三井住友カード「カードローン」は金利が低くておすすめ

三井住友銀行カードローンとは違うカード会社のカードローンですが、金利が低くて利息を減らしたい人におすすめです。

【三井住友カード「カードローン」の特長】

• 低金利
• 来店不要
• WEB完結申込が可能
• 利用に伴い次年度から金利引き下げサービスがある
• 即日融資が可能
• 最短5分で発行
• カードが届く前に振り込みでの借り入れが可能
• キャンペーンでのサービスあり

三井住友カードのカードローンは、銀行カードローンとは別のクレジット会社のカードローンのため、即日融資が可能で来店不要で契約ができます。もちろん審査はあるのですが、通れば早くお金を借りることができ、最短5分で振り込みしてもらうことができます。

また利用に応じて次年度から金利の引き下げサービスがあるなど、積極的に使うとお得になっています。現在12月31日まで最大2ヶ月利息0円と1,500円相当分のVポイントがもらえるキャンペーンを行っています。

楽天銀行スーパーローン利用についてのQ＆A

楽天銀行スーパーローンを利用を検討している皆さんのために、その利用にあたってよくある質問に対する解答を提供します。具体的な利用条件や特徴を理解し、あなたのニーズに合った選択ができるようになるでしょう。

楽天銀行スーパーローンの特徴は何ですか？

楽天銀行スーパーローンは、その手軽さと利便性から広く利用されています。その特徴を以下に述べます。

利用枠：最高で500万円までの利用枠があります。これは一般的なカードローンと比較しても非常に高い部類に入ります。

金利：年率3.0%～14.6%となっており、借入金額や返済状況により金利が変動します。

審査速度：原則、申込み日のうちに審査結果が出るので、急なお金の必要な時でも頼りになります。

これらの特徴を踏まえ、自身の金融ニーズに合うかどうか検討してみてください。

楽天銀行スーパーローンの審査は厳しいですか？

楽天銀行スーパーローンの審査は、一般的な銀行のカードローン審査と同様、信用情報や収入状況などを考慮します。以下に審査の主なポイントを示します。

信用情報：過去の借入れ状況や延滞履歴など、信用情報機関に登録されている情報が審査の基準となります。

収入状況：定期的な収入があることが審査にとって大切な要素です。そのため、給与明細など収入を証明する書類が求められる場合があります。

借入れ状況：既に他の金融機関から多額の借入れがある場合、返済能力の観点から審査に影響を与える可能性があります。

これらの要素を考慮に入れた上で、楽天銀行スーパーローンの審査は行われます。申し込み前にこれらの情報を整理し、必要な書類を準備しておくとスムーズに申し込みができます。

楽天銀行スーパーローンの審査は厳しめだがおすすめ銀行カードローン

銀行カードローンは、金利が低くて審査が厳しいとよく言われます。その中で楽天銀行スーパーローンも確かに審査は甘くはありません。しかし審査が厳しめであり在籍確認を避けることができないものの、アルバイトやパート、専業主婦も申し込みでき、お金を借りることができます。

カードローンとしても、口座を持たずに利用できたり必要に応じてすぐに振り込みできたりなどのメリットがたくさんあります。また、楽天ポイントがつくことも大きな魅力です。

ただし、即日融資ができない、在籍確認は避けられないなどのデメリットもあるため、申し込みする際には事前準備をして余裕をもって申し込みする必要があります。

それでも審査に落ちたり、審査に通ることが難しいことが想定されたりする場合は、他社や他行のおすすめカードローンもあります。この記事を参考にして上手にカードローンを活用してください。