債務整理を弁護士や司法書士に依頼すれば取り立てがすぐストップ!専門家二依頼することのメリット・デメリットと選び方
毎日借金のことを考えてしまって、自分の人生に悲観的になっていませんか?
そんな方は、最近WEB上やSNSなどで目にする「借金減額」について気になると思います。
借金減額のうちの一つに「債務整理」があります。債務整理とは、国に認められた方法(法的な)で借金を減らす手続きです。
- 「債務整理をしようか悩んでいるけど、どうやってやるの?」
- 「債務整理は誰に頼めばいいの?」
- 「債務整理を個人でやるよりも、専門家に依頼する方がいい理由(メリット)とは?」
- 「借金問題を相談するのにおすすめの弁護士事務所や司法書士事務所を知りたい!」
今回はそんな方達のために、債務整理全般についてや、債務整理を専門家に依頼することによるメリットなどについて解説します。
借金の相談先として、独立行政法人国民生活センター自治体窓口、家族や身内がありますが、専門家に相談することがおすすめです。弁護士や司法書士であれば交渉事が得意であったり、法的書類の扱いも慣れています。
債務整理は必要な書類も多く、自力で行おうと思うとかなり手間がかかります。その他にも、専門家に債務整理を依頼するメリットはたくさんあるので見ていきましょう。
債務整理を弁護士や司法書士といった専門家に依頼するメリット
債務整理を専門家に依頼することでさまざまなメリットがあります。
自分で手続きするよりも手間がかからず、関連書類についてもおまかせできる
債務整理は個人でもできますが、かなりの手間がかかります。必要な書類も多く、初めての債務整理ならなおさら手間と感じるでしょう。
自分の借り入れに合った債務整理の種類がわかる
債務整理にはいくつかの種類があります。個人で債務整理をする場合、その中から、今の自分に合った債務整理を選ばなければなりません。
債務整理という言葉を聞きなれない中で、どれか一つ自分の債務に合ったものを選べと言われても難しいですよね。
借金の催促がすぐになくなる可能性が高い!精神的にかなり救われるはず
専門家に債務整理を依頼すると、債権者と話し合い、借金の催促がなくなる可能性があります。
参考:弁護士に債務整理を依頼すると、債権者からの連絡や督促は止まるのでしょうか?|千葉で債務整理の無料相談なら【弁護士法人心 千葉法律事務所】まで
債務整理を専門家に依頼するデメリット
債務整理を専門家に依頼することで大きなデメリットがあります。
費用がかかる
債務整理を専門家に依頼すると、もちろん費用がかかります。
個人で行えば無料なのにに対し、専門家に依頼すると何十万円とかかる場合もあります。
少しでも費用を安くあげたいという場合は、法テラスなどの利用も検討してみましょう。
債務整理を専門家に依頼する場合の専門家の選び方は?
専門家に相談する時に選ぶポイントについて解説します。
債務整理の費用で選ぶ
費用がかかる債務整理でもなるべく安く済ませたいですよね。初めての債務整理の費用は相場が分からないかと思います。
WEBサイトで各事務所の債務整理の費用を調べたり、3事務所くらいに見積もりをとり、相場を知ることから始めていきましょう。
借金問題解決、債務整理の実績で選ぶ
専門家にも得意・不得意の分野があります。
相談をしに行く前に事務所のホームページなどを確認して、「債務整理が得意そう」「借金問題に強い」事務所なのかを見極めてから相談にいきましょう。
取扱業務でその分野を押しているか、実際利用した人の声などから確認してみると良いでしょう。
弁護士や司法書士など、今後関わる人の人柄で選ぶ
専門家の方も、人間です。相談する人によっては合う合わないがあるかと思います。
自分と合わないまま債務整理を行うと、自分の意見が通りにくかったり、思うように相談に乗ってくれない場合もあります。
そうならないためにも話を真剣に聞いてくれる、自分に合った弁護士や司法書士を見つけましょう。
専門家へ債務整理を依頼する時によくある疑問を紹介!
専門家に依頼するときに、よくある疑問について解説していきます。
債務整理を専門家に依頼した際の流れ
専門家に依頼した後は以下の通りに手続きを進めていきます。
- 専門家への相談
- 契約
- 受任通知の受け取り
- 引き直し計算
- 和解案の提示
- 和解交渉
- 合意書の作成
- 和解に基づく支払い
- 完済
専門家への債務整理の費用はいくらくらい?
専門家に相談するときの依頼費用は、債務整理の種類によって大きく変わります。
大体の相場は以下の通りです。
- 任意整理:5~15万円程度
- 個人再生:50~80万円程度
- 自己破産:30~130万円程度
借金相談をする時の注意点は?
債務整理の相談の際には、クレジットカードの明細などの債務に関する資料や身分証明書が必要になります。
- どこでお金を借りているか?
- いくら借りているか?総額は?
- いつから借りているのか?
- 月々いくらくらい返済にあてているのか?
など自身の借り入れ状況についての情報をまとめておくことで、債務整理の相談がスムーズに進みます。
借金の情報は間違いなく聞かれるので、あらかじめ質問に答えられるようにしておきましょう。
弁護士と司法書士に依頼する違い
債務整理の依頼の時は、弁護士か司法書士のどちらかに依頼するか迷うと思います。実は業務範囲が異なっています。
弁護士は法律事務全般の業務を行うことができ、債務者の代理として全ての業務を行うことができます。
司法書士は司法書士法に基づき、裁判所に提出する書類の作成を行うことができます。
債務整理におすすめの事務所
債務整理におすすめの事務所を相談します。
弁護士法人 響:債務整理の
弁護士法人 響は「お客様に寄り添った解決」を目標としている事務所です。
依頼前にできるだけ全ての費用の説明をしてくれて、追加で発生する可能性がある費用も細かく説明してくれます。
専門家に依頼する時に気になるのは、やはり費用だと思うのでこれは嬉しいポイントですね。
そして法律相談の相談料は無料です!
- 借金の督促STOPができる
- いつでも(24時間対応)、どこからでも(全国対応)相談を受け付けてもらえる)
- 相談料0円
- 分轄払OK、
任意整理 | 個人再生(住宅ローン特則あり) | 個人再生(住宅ローン特則なし) | 自己破産 | 過払い金請求(完済) | |
---|---|---|---|---|---|
着手金 | 55,000円〜(税込) | 33万円〜(税込) | 33万円〜(税込) | 33万円〜(税込) | 0円 |
報酬金 | 解決報酬金:11,000円〜(税込) 減額報酬金:減額分の11% |
22万円〜(税込) | 33万円〜(税込) | 22万円〜(税込) | 解決報酬金:22,000円(税込) 減額報酬金:返還額の22%(訴訟の場合は27.5%)(税込) |
アヴァンス法律事務所
アヴァンス法律事務所は、お客様の「安心」を大切にしている事務所です。債務整理の手続きが完了したあとも、完済するまでサポートしてくれます。
万が一、返済が困難になった場合でも、再交渉をしてくれるなど、依頼をすれば最後まで安心できる事務所です。
あとは女性の方が相談しやすいように、WEB上に「女性のための無料相談窓口」などを設置しているのも魅力です。
債務整理の疑問を解決というコラムもWEB上で公開されていて参考になりますよ!
借金相談は0円。借金でお金がない中で、大変うれしいですよね。
任意整理 | 個人再生(住宅ローン特則あり) | 個人再生(住宅ローン特則なし) | 自己破産 | 過払い金請求(完済) | |
---|---|---|---|---|---|
着手金 | 11,000円(1社あたり) | 41.8万円〜(税込) | 35万円〜(税込) | 35万円〜(税込) | 0円 |
報酬金 | 解決報奨金(1社あたり):11,000円〜(税込) 減額報酬金:減額または免除できた金額の11% |
予約金・申立印紙代などの実費:40,000円程度(税込) | 予約金・申立印紙代などの実費:40,000円程 | 22万円〜(税込) | 解決報酬金:22,000円(税込) 減額報酬金:返還額の22%(訴訟の場合は27.5%)(税込) |
※住宅資金特別条項を利用する場合は473,000円(税込)なども載っていました。
法テラス
法テラスとは日本司法支援センターの略称のことです。法テラスとは一言で言うと相談窓口です。
あくまで法的なトラブル等の困りごとの時に相談に乗ってくれる総合案内所のようなものです。
ただ、法律相談をするにはある一定の条件を満たしていないと無料ではできません。債務整理を誰に相談すれば良いのか?などの情報を無料で提供してくれる機関です。
日本クレジットカウンセリング協会
クレジットカードや消費者ローンを活用して借金を抱えた人等に対して、消費者保護の立場から公正・中立な立場でカウンセリングを行ってくれます。
無料でカウンセリングをおこなってくれたり、債務整理の相談も無料でおこなってくれます。
多重債務をカウンセリングで救済することを目的としていて、東京、大阪のカウンセリングセンターで、消費生活アドバイザーなどの専門資格を有している協会アドバイザーカウンセラーが、全国の方からの電話相談に応じることからスタートします。電話は、多重債務ほっとラインというところに全国どこからでも月曜日~金曜日であればかけることが可能です。(電話代要)
任意整理の弁護士費用が無料でできるため、お金に困っている方は借金相談されているのもありですね。
各債務整理の続きについての条件や特徴、メリット・デメリット
債務整理のそれぞれの条件や特徴、メリット・デメリットについて解説します。
任意整理:債権者との話し合いで返済予定の変更、利息を減額などができる
任意整理とは債権者と話し合うことで、月々の返済額を減らしたり、返済する予定の利息を減額してもらうことで借金返済の負担を少なくすることです。
裁判所を通さずに、債権者と交渉をして借金返済の負担を減らします。自分で交渉することも可能ですが中々交渉が進まなかったり、思うような任意整理ができなかったりするので専門家を通しての交渉がおすすめです。
【条件】
- 安定した収入があること
- 返済能力が今の収入で十分にあること
- 債権者が任意整理することを承諾してくれること
【メリット】
- 支払う金利の負担が少なくなる
- かかる手間が、他の債務整理と比べて少ない
【デメリット】
- ブラックリストにのってしまう
- 借金の減額量は、他の債務整理時の減額量と比べて少ない
個人再生:月々の返済額が大幅に減る可能性がある手続き
裁判所を通して月々の返済額を減らすこと。任意整理を比べて、より多くの借金を減らすことができます。
任意整理と違い、元金も減額できるのでより多くの借金を減らすことができます。およそ、5分の1~10分の1まで借金を減額でき、3年〜5年の間に返済が完了します。
【条件】
- 安定した収入があること
- 5,000万円以下(住宅ローンは除く)の借金であること
【メリット】
- 借金を大幅に少なくできる
- 家や車などの大きな資産を処分しなくてよい
【デメリット】
- ブラックリストにのってしまう
- 借金がゼロになる訳ではない
自己破産なら今もっている借金を全て無かったことにできるかも!
裁判所を通して話し合い、借金を全てなくすことです。
自己破産を行うとマイホームや車などの資産は没収されます。
返済能力がないことを裁判所で認可をもらい借金をすべてなくすことです。自己破産をすると手元に何も残らないというイメージがありますが、現金は99万円以下、財産は20万円以下などの生活に必要最低限のものは没収されません。
【条件】
- 裁判所に返済能力がないことを認められること
- 非免責債権以外の借金があること
- 免責不許可事由の中に借金の理由が該当しないこと
【メリット】
- 借金がゼロになる
- 最低限の財産は手元に残せる(資産価値があるものは残せない)
【デメリット】
- 家や車などの大きな資産を手放す必要がある
- 免除されない借金もある
専門家に依頼して債務整理を行い、借金を減らそう
債務整理は自分で行うとかなりの手間がかかります。専門家に依頼するとさまざまなメリットがあるので、ぜひ弁護士や司法書士に相談して債務整理を行ってください。
借金を抱えたまま生活することは、精神的にもとても辛いです。誰かに相談したいところですが、気を許した家族でも借金のことを打ち明けるには勇気がいりますよね。
そんな時に、精神的にも頼りになるのが専門家です。
ぜひ専門家に相談し、債務整理を行い、借金の悩みから解放されましょう。